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夏休みにイッキ見したい!金銭欲・名誉欲に取りつかれた悪徳スーパーヒーローにおじさんが立ち向かうR-18ドラマ「ザ・ボーイズ」

2019.08.13

今回ご紹介する『ザ・ボーイズ』は、ちょっと異色のヒーローもの。金銭欲・名誉欲に取りつかれた悪徳スーパーヒーローに普通の一般人グループ“ザ・ボーイズ”が立ち向かう、勧善懲悪作品だ。

原作はガース・エニス&ダリック・ロバートソンによる同名アメコミ。

作風はかなりブラックで痛快、社会風刺をふんだんに盛り込んでいる。過激なシーンがあるので、R-18指定となっている点にはご注意。

Amazon Originalドラマである本作は、現在シーズン1までが配信済み。好評を受けて、既にシーズン2の制作も決定している。

主人公は、家電専門店で働くごく普通の真面目な青年ヒューイ。道端で恋人ロビンと将来について語り合っている最中、高速移動中のスーパーヒーロー・Aトレインがロビンを通過。ロビンは無残にも轢き殺されてしまった。

Aトレインらスーパーヒーローが所属するヴォート社は、スーパーヒーロー事業の大成功により巨万の富を築き、とてつもない権力を持っている。政財界から様々な支援を受け、民衆の人気も絶大だ。

ロビンの事件を金でもみ消そうとするAトレインに反発したヒューイは、FBIを名乗る謎の男ブッチャーを味方につけて邪悪なスーパーヒーローたちに立ち向かう。

本作に登場するスーパーヒーローは、どいつもこいつもまあ本当に憎たらしい。少年から記念撮影を頼まれると、「待ってました」と言わんばかりにカメラ目線でいやらしい笑顔を浮かべる。トークショーでは、ドヤ顔でベラベラと武勇伝を披露。称賛を浴びている時の、気持ち良さそうな顔がムカつく。

一応ヴォート社の業務命令で悪党退治はするのだが、基本的に人の見ているところでしか良い行いをしない。全体的に恩着せがましいし、隠し切れない選民意識と傲慢さがにじみ出ている。

「フツーの人間ひとり殺したぐらい、大目に見ろよ。我、ヒーローぞ?」と言わんばかりだ。実際、一般人のことを「血と肉が詰まっただけの水風船」呼ばわりするシーンもある。

このように最低なスーパーヒーロー揃いだが、その分主人公たちに追い詰められるのを見るとスカッとする。主人公ヒューイと相棒のブッチャーは、特殊能力を持っていないが心優しい男性だ。ごく普通の一般人が、根性とチームワークと機転で戦う様に勇気を貰える。

それにしても、本作を観た後はスパイダーマンのような無私無欲&清貧ヒーローの尊さを改めて感じた。なぜ多くのヒーローが顔と本名を隠しているのか、なぜ報酬を受け取らないのか。その理由がよくわかるはずだ。

『ザ・ボーイズ』シーズン1
Amazon Prime Videoで独占配信中

文/吉野潤子

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