
夏はなにかと出費がかさむシーズン。旅行や遊びについついお金を使い過ぎてしまい、気付けば金欠に……という経験、誰にでも一度はあるのではないだろうか。
そんな時、街中やインターネットで「カードローン」の広告を見かけると、「自分も借りてみようかな……」と頭をよぎったりもする。
では、実際のところ、どのような理由からカードローンの利用に至ったケースが多いのだろうか?
そこで今回、カードローンの利用経験を持つ首都圏及び近畿圏在住の20歳~34歳の男女400名を対象に、利用動機の詳細を明らかにするためのアンケート調査「カードローン実態調査 2019年版」が行われたので、その結果を紹介していきたい。
いわゆる「浪費に該当する支出」が、合計35.87%で最多
「カードローンの利用に至った理由」について尋ねる調査が行われたところ、「娯楽・交際費の為(15.05%)」、「欲しい商品・サービスを購入する為(12.8%)」、「旅行費用の為(8.02%)」、「ギャンブルの為(2.39%)」など、いわゆる“浪費に該当する支出”が、カードローンの利用に大きくつながっていることが明らかに。
また、「収入減」をカードローン利用の理由とする人が14.9%と全体で2位にのぼることも判明した。
従来の調査では「生活費の補填」が利用動機の最多を占めていたが、実際には「浪費的な支出」や「収入の減少」がカードローン利用の大きな理由になっている。
また、借入の直接的な名目としては「生活費の補填」との回答が多いが、その背後には「浪費的な支出」や「収入減」などの事実があり、それらが家計を圧迫した結果、カードローンの利用に至るということが考えられる。
【調査概要】
調査名:カードローン実態調査 2019年版
実施目的:従来の調査方式では不明瞭だったカードローンの「利用動機」の詳細な調査・分析
調査対象:首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)および近畿圏(大阪府・京都府・兵
庫県)在住で、過去にキャッシング・カードローンの利用経験を持つ20歳~34歳
の男女各200名(計400名)
実施方法:アンケート調査(楽天インサイトにて)
実施期間:2019年5月16日~17日
出典元:株式会社WHO will be the next HERO
構成/こじへい
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