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日本でも最新型が買える!ファーウェイのコスパ最強高性能スマホ「P30 lite」の実力を徹底検証

2019.07.29

■連載/石野純也のガチレビュー

 SIMフリースマホの市場を席捲しているのが、ファーウェイの「lite」シリーズだ。中でもカメラに強いPシリーズのlite版は、MVNOでの販売も好調で、キャリアモデルと比べてもそん色ないヒット商品になった。人気の秘密は、その高いコストパフォーマンスにある。完成度も代々上がっており、安価ながら、これ1台で十分と呼べる端末に仕上がっている。

 そのliteシリーズの最新モデルが、「P30 lite」だ。背面には通常のカメラだけでなく、広角カメラや深度測定用のカメラまで備え、撮影性能をアップ。フロントのノッチも小さくなり、視界を邪魔しないようになった。最上位モデルと比べるとパフォーマンスは落ちるが、チップセットにはオクタコアの「Kirin 710」を採用しており、ゲームなどのアプリも快適に動かせる。

P30 liteは、ミドルレンジモデルとして人気の高いliteシリーズの最新モデルだ

 一方で、ファーウェイは米国の制裁を受け、P30 liteも一部のキャリアやMVNOが、発売を延期している。本稿執筆時点でもワイモバイルや、UQ mobileなど、キャリアのサブブランドは販売を行っていない。大手MVNOの中にも、mineoのように発売スケジュールが未定の会社がある。米国の制裁によって、部品が調達できなくなるだけでなく、Androidのアップデートに支障をきたす恐れがあると判断されたためだ。

 タイミング悪く、米国の制裁が発売に直撃してしまった格好だが、それでもなお、P30 liteは順調に売れ行きを伸ばしている。逆境を跳ね返すだけの魅力はどこにあるのか。実機をレビューし、その実力をチェックしていきたい。

ベゼルが狭くノッチも小さい、ハイエンドモデルのような高級感

 liteと銘打たれてはいるが、デザインに関しては、ハイエンドモデルと見間違えるほどの完成度だ。まず、前面だが、ディスプレイの占有率が非常に高く、ノッチも小さい。先代のP20 liteと同様、指紋センサーを背面に搭載したためだ。ノッチはインカメラのレンズ部分だけがディスプレイにせり出す形で、面積が狭いため、映像の邪魔になりづらい。設定で、あたかもノッチがないよう、左右に帯を引くことも可能だ。

ノッチが小さく、視界の邪魔になりづらいのはうれしいポイント

 ただし、ハイエンドモデルの場合、指紋センサーをディスプレイ内部に埋め込むことで、画面占有率の高さを稼いでいる。残念ながら、P30 liteは物理的なセンサーが背面に見える。片手で持ったときは、自然と人差し指が当たる位置にあり、使い勝手はいいが、机やテーブルの上に置いたとき、ロックが解除しづらいことは付け加えておくべきだろう。顔認証を併用すれば、問題はある程度回避できるが、この点は価格とのトレードオフと捉えておいた方がいい。

指紋センサーは背面に搭載されている

 背面は、左右が滑らかにカーブしており、手にしっかりとフィットする。ガラスの光沢感がよく出ており、光が反射するときれいに輝く。指紋センサーが搭載されているのはデザインの観点からは残念だが、ミドルレンジモデルとは思えない仕上がりのよさだ。この価格帯で、このクオリティを出せるのは、ファーウェイの強みといえるだろう。特に試用したピーコックブルーは、グラデーションが美しく、満足感が高い仕上がりだ。

背面の仕上がりもよく、高級感があるデザインだ

 パフォーマンスも、ハイエンドモデルほどではないが、十分高い。スクロールなどがもたつくことはなく、アプリの起動もストレスを感じないほどの速さだ。Antutu Benchmarkでのスコアは約13万。ミドルレンジモデルの中では高い方で、2、3年前のハイエンドモデルと並ぶ数値といえる。メモリ(RAM)も4GBあるため、アプリの切り替えもスムーズだ。ただし、ハイエンドモデルと比べると、やはりスクロールなどがワンテンポ遅いと感じることもある。

Antutu Benchmarkのスコアは13万点台を記録

 差分がわかりにくいかもしれないが、厳密にいって操作の滑らかさはハイエンドモデルと同等というわけにはいかない。また、タッチに対するフィードバックを表現するバイブ機能も、やや繊細さに欠ける。ハイエンドモデルでは、振動の強さを細かく制御できるバイブが搭載されていることが多いため、違いがはっきり分かった。ミドルレンジモデルゆえに、見えづらい点で、コストダウンを図っているのかもしれない。

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