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プロのコーチが解説!部下の信頼を失う絶対にやってはいけないNG行為

2019.07.26

上司自身の在り方のポイント3つ

有岡さんによれば、部下との信頼関係を築くに当たり、そもそも上司自身はどのような存在であるべきかを意識することも重要になるという。

「そもそも職場において管理職がコーチングを行う目的は何でしょう。一つはメンバーのモチベーションを高め、自己成長を促進させ、業績を伸ばしていくことが考えられます。そこで大事になるのは、管理職は会社から期待された役割であることをしっかり認識すること。自分より年上のメンバーがいる場合や、自分が赴任して間もない場合にはメンバーのほうが、その分野の専門性が高いこともあると思います。上司は、チームスポーツでいえばキャプテンのような存在です。組織を通じて成果を上げる役割をしっかり“演じて”欲しいと思います」

コーチングを進める上で、上司自身のあり方として大事なポイントを3つ教えてもらった。

1.自分を信じる

「自分を信じられない人は他人も信じられないと思います。さまざまな調査(※)からも、日本は自分に対して肯定的な評価をしている人の割合が非常に少ないのが現状です。まずはありのままのご自信を信じてください」

内閣府「特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」

2.こちらからメンバーを信頼する

「メンバーをどれだけ信じられるかはご自身の度量が試されるポイントです。メンバーを信じられない上司は仕事をまかせることができません。それでは部下が育ちませんし組織の発展にも限界が生じます。メンバーに信頼してほしければ、こちらからメンバーを信頼してください。信頼は必ずやまびこのように反響して返ってきます」

3.具体的な行動目標と評価感謝を正しく行う

「コーチングを行うに当たり、具体的な行動目標を立て、正しく評価を行うことが重要です。

メンバー自身もコーチングのセッションを重ねることで、自分自身が良い方向に変わっている実感がわかなければモチベーションは上がりません。

そのためにはコーチングのセッションで決めた目標を実行することで、よい結果に近づけている実感を味わわせてあげてください。目標となる行動が取れた場合には、心から感謝と賞賛の言葉を送ってほしいと思います」

「コーチングのスキルを学ぶ前に、コーチとしての『あり方(to be)』を理解することで、より効果的なコーチングが可能になり、その結果としてメンバーがイキイキと働き生産性の高まりや成果創出につながっていく」と有岡さん。

前後編に渡って紹介してきた、部下との信頼関係を築くための方法は、上司としての日頃からの行動全般のヒントになると思われる。ぜひ取り入れてみよう。

【取材協力】

有岡 秀郎(ありおか ひでお)さん
米国NLPコーチング研究所公認プロフェッショナルコーチ
航空自衛隊に入り、その後大手航空会社の航空貨物会社、電子部品の法人営業を経て、現在は教育会社に所属。業務の領域は大手上場企業に対する人事施策や能力開発のコンサルティングが中心。個人的な活動としてパーソナルコーチを行う。活動テーマは幅広くビジネスリーダーシップの開発やキャリア開発が中心。
https://s21382801.wixsite.com/website

取材・文/石原亜香利

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