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人事担当者必読!元刑事に聞くイマドキ新卒社員を見極めるテクニック

2019.07.25

新卒にしてはいけないNG対応

反対に、新卒学生に対して、人事担当者がしてはいけないNG対応はあるのだろうか? 森さんに教えてもらった。

1.応募者に面接の準備不足を気付かれてしまう

「企業は応募者に対して『面接前にホームページなどを見て企業のことを調べてきてほしい』と考えますが、それは応募者も同じです。『書類選考が通ったので、当然、自分のことは評価してくれたのだろう』と喜んで面接に来ているのに『事前に書類すら読んでない』と感じさせてしまうと『この会社は自分に関心がないのだ』と感じて入社意向を下げてしまうことになります。面接を行う応募者についての情報の確認や質問事項などの事前準備は、時間をかけてしっかり行いましょう」

2.面接官の自己紹介もなく、募集理由などもわからずに面接が終わってしまう

「取調べでも最初に自己紹介をするものです。それなのに面接官が採用面接において自己紹介もせずに面接が進んだり、募集理由の説明もないまま面接が簡単に終わったりすると、会社に対するマイナス評価につながります。

面接は『お互いを知り合う場』です。双方の情報を均等に出し合って相思相愛で入社してもらうことが、ミスマッチをなくすことにもなります。面接官は会社の顔。応募者に気に入られる面接をしましょう」

3.合否の判定に関わらず応募者が納得のいく面接をしていない

「面接官が資料に目を落として、応募者の顔を見ないまま質問したり、脈絡のない質問を続けてしたりすると、面接を受ける側からすると、たとえ受かっても、どこをどう評価されて受かったのかがわかりません。これでは前向きに入社の決断ができません。落ちた場合は後味が悪いですよね。面接官は新卒学生の立場に立ち、親身になって面接をする必要があります」

自社の魅力を伝えよう

最後に、次の新卒採用に挑む人事担当者に向け、メッセージをもらった。

「採用活動は優秀な人材を選ぶための活動ですが、今の時代、『選んでいる』という考え方は捨てたほうがいいかもしれません。売り手市場の今、企業は新卒学生から『選ばれている』のです。つまり、自社の魅力をどんな形でもいいので新卒学生に伝える努力をすることが必要です。そして自社に良いイメージを持ってもらえれば、他社より一歩、有利になります。

つまり採用活動全般を通じて自社を魅力的だと思い続けてもらえるような情報提供・情報の伝え方を心がける必要があるといえるでしょう」

【取材協力】

森 透匡(もり ゆきまさ)さん
刑事塾 塾長
経営者の「人の悩み」解決コンサルタント(人事コンサルタント)
株式会社クリアウッド 代表取締役
警察の元警部。詐欺、横領、贈収賄事件等を扱う知能・経済犯担当の刑事を約20年経験。 東日本大震災を契機に独立し、刑事時代に現場で培ったコミュニケーションスキルをビジネスで役立ててもらうために「刑事塾」という学びの場を開講。「ウソや人間心理の見抜き方」を主なテーマに大手企業、経営者団体など毎年全国180か所以上で講演・セミナー・企業研修を行い、これまで5万人以上が聴講、「究極の心理学だ!」「おもしろい!」と人気を博している。テレビ朝日「モーニングバード」、フジテレビ「ノンストップ」、読売新聞、日経新聞などメディアへの出演、掲載も多数。著書に「元刑事が教えるウソと心理の見抜き方(明日香出版社)」がある。
http://clearwoods.co.jp/

取材・文/石原亜香利

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