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【開発秘話】計画の約2倍のペースで売れているファンケル「尿酸サポート」

2019.07.16

新成分「アンペロプシン」に尿酸値を下げる効果を見出す

 高めの尿酸値に悩んでいる人が多くいるにもかかわらず、市場には高めの尿酸値を下げるための対策商品がなかったので、同社は2018年に『尿酸サポート』を企画し、開発をスタートした。

『尿酸サポート』は機能性関与成分として、「アンペロプシン」と「キトサン」を配合することにした。「アンペロプシン」は、中国で古くから親しまれている藤茶(とうちゃ)に多く含まれているフラボノイド。高い抗酸化作用を持つほか、尿酸がつくられるのを抑え尿酸を体外に出す機能を持つ。一方の「キトサン」は、カニやエビなどの甲殻類の殻に含まれるキチンを加工してつくられる食物繊維で、尿酸の素になるプリン体の吸収を抑える。

乾燥させた藤茶の茶葉

 高い抗酸化力を持つ藤茶に注目し研究を開始したのは2015年頃。藤茶に多く含まれている抗酸化成分「アンペロプシン」の開発を進める中で、さらに尿酸値の低下が期待できることを発見した。尿酸値を下げることが期待されるいくつかの候補成分と比較したところ、「アンペロプシン」が最も高い効果があることがわかった。

 だが、「アンペロプシン」は尿酸の素になるプリン体の吸収を抑制する働きがないことから、プリン体の吸収を抑制する効果が高い「キトサン」を追加。これにより、「尿酸をつくらない」「尿酸を溜めない」「尿酸を外に出す」という処方の設計を可能にした。

高めの尿酸値を下げる『尿酸サポート』の働き

 サプリメントの開発は有効成分を配合して終わりではない。例えば、「アンペロプシン」は水に溶けにくい性質を持っているため、体の中で分散しやすいように工夫した。

ターゲットユーザーのインサイトを浮き彫りにする

 臨床試験で「アンペロプシン」と「キトサン」を使った処方に高めの尿酸値を下げる効果が確認されたこと受け、同社は『尿酸サポート』を臨床試験済みの機能性表示食品として発売することにした。

臨床試験の結果。『尿酸サポート』の有効成分である「アンペロプシン」と「キトサン」を含まない食品を摂取しない群は12週間後、尿酸値が0.28 mg/dL上昇したのに対し、「アンペロプシン」と「キトサン」を含む食品を摂取した群は、摂取から12週間後の尿酸値が0.15 mg/dL低下したことが確認された

『尿酸サポート』はこれまでにない高めの尿酸値を下げる機能性表示食品のため、広く知ってもらうことが不可欠。とはいえ、血圧や血糖値などの悩みに比べると、高めの尿酸値はコアな悩みでもある。そこで、最適な戦略を導き出すためにターゲットの調査を行なうことにした。

 ユーザーは、高めの尿酸値に問題を抱えるようになる30代から中高年以降の男性と明確。深く刺さる訴求を探るべく、ターゲットユーザーのインサイトを浮き彫りにする「ソーシャルリスニング」を実施することにした。SNSの投稿から[尿酸値]という言葉を抽出し、どのようなキーワードと親和性が高いのかを分析した結果、[尿酸値]は[健康診断]や[食事]と親和性が高いことが判明。「ソーシャルリスニング」から浮き彫りになったターゲットユーザーのインサイトは、「食べたり飲んだりすることを我慢してしまう」という現実であった。

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