
いよいよ約1年後に迫った東京2020大会。2020年7月24日~8月9日までの17日間にオリンピックが、2020年8月25日~9月6日の13日間にパラリンピックが開催される。その観戦チケット販売の今後のスケジュールを紹介しよう。
オリンピック観戦チケット販売のスケジュール
東京2020オリンピックのチケットは2019年5月9日から、東京2020公式チケット販売サイト」を通じて抽選申込受付を開始し、6月20日に抽選結果が発表された。
次なるチャンスは、2019年の秋~冬の公式チケット販売サイトにおける秋期販売(抽選販売を検討中)と、2020年の春の、公式チケット販売サイトと、都内に設置される公式チケット販売所での窓口における直前販売だ。
公式チケット販売所で購入する以外はTOKYO 2020 IDの登録が必要になる。
<今後のオリンピック観戦チケット販売概要>
チケットの種類や会場について
東京2020公式チケット 販売サイトで購入できるチケットには、以下の3つがある。
・一般チケット
・車いすユーザーチケット
・東京2020みんなで応援チケット(12歳以下の子ども、60歳以上のシニアの方、障がいのある方を1名以上含む家族やグループ)
観戦チケットの検索方法は、日程から、競技から、会場からの3つがある。
会場は下記の公式サイトから見ることができる。
オリンピック会場一覧(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)
不正転売についての注意
公式チケット販売チャネルは、公式チケット販売サイト、公式チケット販売所、公式販売事業者(指定する旅行会社3社やホスピタリティチケット販売事業者)のみとなる。それ以外からの購入は不正転売となるため、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、それ以外からはチケットを購入しないよう呼びかけている。
2018年12月に「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券 の適正な流通の確保に関する法律」が成立し、2019年6月14日に施行された。
つまり、オリンピック・パラリンピック大会のチケットの不正転売は、法律 によって禁止されるということだ。違反者には1年以下の懲役、または100万円以下の罰金、またはその両方が科される。
また、オークションサイトなどの非公式チャネルには、無効なチケットや偽チケットが出品される恐れがあるため注意が必要だという。
非公式チャネルで購入したチケットでは、会場に入場できないとしている。
不正転売や詐欺行為等の被害にあわないよう、十分注意しよう。
東京2020観戦チケットについて(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)
取材・文/石原亜香利