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2019.07.12

「危険な香り」と「自分と同じニオイ」魅かれるのはどっち?

 ややもすれば退屈な日常生活の中で、ちょっとしたスリルや刺激を求めたくなるのか、それとも“いつもと同じ”環境の中での安寧を選ぶのかは人それぞれだが、これはパートナー選びにもあてはまるのかもしれない。アナタは“危険な香り”に魅かれるだろうが、それともホッとする“同じ匂い”がする人物に魅かれるだろうか……。

カップルの体臭は似ている?

 パートナー選びにおいて、自分とは違うタイプに興味を魅かれるという言い分もあれば、やはり自分と似通ったタイプのほうが安心できるという見方もあるだろう。実際のところはどうなっているのか。最新の研究では、カップルの多くは結局のところ自分と“同じ匂い”の相手を選んでいることが示されていて興味深い。しかしそこには文明社会に生きているからこその例外もあるという。

 英・ニューカッスル大学をはじめとする合同研究チームが2019年5月に「Physiology & Behavior」で発表した研究では、人間の同類交配(assortative mating)において、体臭が及ぼす影響を実験を通じて探っている。

 研究チームはスコットランド人の30組のカップルの“体臭”を収集して、ユニークな実験を行なった。実験参加者はカップルたちの2人1組の体臭を嗅いで、その2人の体臭がどれほど似通っているかを評価したのだ。これらの体臭のサンプルの中には男女の組み合わせを変えた“フェイクカップル”と、普段使っている香水やデオドラントをつけたパターンも用意された。

Daily Mail」より

 収集したデータを分析した結果、カップルのペアの体臭は似ている傾向が浮き彫りになった。研究チームが参加者には知らせずに混入した“フェイクカップル”の体臭は男女でかなり異なっていると評価されている一方、本物のカップルのペアの体臭は似通っていると認識されていたのである。そしてパートナーが自分に似た匂いであることに満足を感じているのは女性よりも男性に多く見られるということだ。

 しかしながら香水をまとったサンプルでは、この“嗅ぎ分け”は認められなかった。あくまでも自然な状態の体臭に限定されるメカニズムということになる。

 そしてさらに興味深いのは、ピルなどのホルモン系避妊薬を飲んでいる時の女性もまたこの“嗅ぎ分け”ができないのである。とすれば、避妊をしている時の女性は、自分とは異なるタイプの男性の“危険な香り”に誘われやすくなっているのかもしれない。

 今回の研究結果を現実生活に役立てるとするならば、本格的につき合う前にその人物の自然な状態の体臭を確認してみたいということと、ピルを飲んでいる時のパートナー探しはリスクが高いことを予め理解しておくことになるだろう。

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