夏休み、「嬉しい」が6割超。一方、「嬉しくない」も1割以上に
就業中の人を対象に「夏休みは嬉しいか」と尋ねる調査が行われると、「とても嬉しい」は32.6%と最も多く、「まあまあ嬉しい」の30.1%と合わせると62.7%の人が歓迎ムードだった。一方で「全く嬉しくない」「あまり嬉しくない」と答えた人も13.0%いた。
「嬉しい」人の理由としては家族で過ごせることや、仕事をせずに済むといったものが多数。また、「お盆休みでなく、混雑を回避して夏休みが取れる」という意見も一定数見られた。一方、「嬉しくない」理由の大半は自身が休みでない、混雑している、お金がかかるといったものだった。
「とても嬉しい」「まあまあ嬉しい」理由
・上の子の部活が忙しくて、普段家族で遠く出かけることができなく、お盆休みは家族全員休みで、長い旅をしたいからです。(40代・女性)
・家の用事(片付けなど)や旅行・お墓参りなどがまとめて出来るので。(30代・女性)
・孫が遊んでくれると楽しく、その予定が無いとビールが美味しい嬉しさがある。(60代・男性)
「全く嬉しくない」「あまり嬉しくない」理由
・子供のペースに合わせた生活となり、思うように仕事がはかどらない。(40代・女性)
・一斉休みだと料金が高くなり、どこも混んでいるので嬉しくない。また取引先の会社が長く休みを取っている関係で、仕事がたまり余計に憂鬱になってしまいます。欧州の人達みたいに自分の都合で休みが取れるようであれば夏休みは楽しいものになると思います。(40代・男性)
人気の夏休みの過ごし方、1位はやっぱり……?
就業中の人を対象に「夏休み/お盆は何をして過ごすか」と尋ねる調査が行われたところ、就業中の人全体では1位が「海外旅行」(29.2%)、2位「国内旅行(宿泊)」(28.4%)、3位「自宅でゆっくり休む、たくさん寝る」(27.7%)という結果に。お盆といえばかつては帰省のイメージだったが、今は全体の17.7%に留まっている。
また、お盆休みの人に絞って同様の調査が行われたところ、1位が「自宅でゆっくり休む、たくさん寝る」(33.8%)となった。お盆はどこも混雑するため、外出を控えようと思っている人も一定数いることが伺える。