
■連載/阿部純子のトレンド探検隊
上陸から6年、台湾ブームの先駆けとなった春水堂が銀座に進出
1983年に台湾で創業した台湾カフェ「春水堂(チュンスイタン)」は、タピオカミルクティー発祥の店として知られ台湾全土で50店舗を展開、2013年に初の海外店舗となる代官山店をオープン。タピオカをはじめ台湾ブームの先駆けともなった春水堂が日本上陸から6周年を機に、「銀座プレイス」に旗艦店となる「春水堂 銀座店」をオープンした。
タピオカドリンクはスタンド式のカジュアルな店舗が多いが「春水堂 銀座店」は銀座四丁目交差点に面した銀座プレイス地下1階にあり、近隣のオフィスワーカーやショッピングに訪れる大人の女性がターゲット。30席の店内は石や木材など自然の素材を使った内装で、ゆっくりとお茶を楽しめる空間となっている。
ディスプレイされた花も、春水堂社内にある「生け花部」が制作。無添加、無香料で、素材にこだわる商品づくりを店舗でも反映して欲しいという台湾本部の意向から、生け花部が生まれ、現在は全店舗で生花が飾られているとのこと。