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大規模な再開発が進む今、東京で最もアツい街!泉麻人さんと歩く〝変わらない渋谷〟

2019.08.04

渋谷スクランブル交差点

東京街歩きの達人であるコラムニストの泉麻人さんの道案内で、今もなお、古き良き時代の面影と香りを残す〝変わらない渋谷〟探しのトリップに出発。〝奥〟あり、〝裏〟あり、〝発見〟ありのレトロ渋谷を教えよう。

■ 渋谷遺跡を探した人
「変わらないところにも渋谷の魅力がある」

泉 麻人さんコラムニスト 泉 麻人さん
1956年生まれ。慶応義塾大学卒業後、編集者を経てコラムニストに。著書に『大東京23区散歩』(講談社)、『東京23区外さんぽ』(平凡社)など。最新刊は『冗談音楽の怪人・三木鶏郎』(新潮選書)。

古い面影が残っているほうが街としては断然おもしろい

 泉麻人さんは、東京・新宿の出身。〝渋谷歴〟は中学生の頃に始まり、渋谷の新旧の移り変わりを半世紀以上見守ってきた。

「渋谷のおもしろさは起伏が激しく込み入った地形にある。しかも地形によってエリアがしっかり分割されていて、ブロックごとに個性があるから、街歩きをしても楽しいんだよ」

 ブロックの中で、今もなお昔の渋谷の風景を残すのが、道玄坂の途中にある「しぶや百軒店」だ。

「渋谷がファッショナブルな街に変わっていくのは、パルコが誕生し、公園通りが整備された1970年半ば頃からのこと。といっても百軒店には、1950年当時からテアトル系の映画館が何軒もあった。ジャズ喫茶も多くて不良じみた若者のたまり場になっていたと聞いていた。僕らの時代にはすでに奥座敷的で、枯れたムードが漂っていたけど、『名曲喫茶ライオン』やロック喫茶『B.Y.G』、カレーの『ムルギー』など昔の面影が残っている場所が今も多いね」

 この百軒店から円山町、神泉へと抜ける道が、泉さんが最も好きなエリア。そしてもうひとつ、泉さんのお気に入りが、宮下公園下のJR線路端にある飲み屋街「のんべい横丁」だ。

「戦後のヤミ市から発展したような横丁が何か所かあったはずだけど、今ではここだけになってしまったね。ギターを持った流しもやってくる、昭和的な、うらぶれた感じも好きです」

 百軒店やのんべい横丁の古い街並みは、変わりつつある〝新しい渋谷〟にとっても重要だという。

「新しい渋谷と古い渋谷のコントラストには興味があるね。のんべい横丁から新しいビルを見上げると、『未来世紀ブラジル』や『ブレードランナー』のような景色になるのかな……なんて想像する楽しみはある。場末の古い街並みが断片的に残っているほうが、街としてはおもしろいんだよね」

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