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ホップは成長株?日本産ホップでつくったIPAがうまいワケ

2019.07.05

クラフトビール時代の到来、日本産ホップのポテンシャルは高い

そして今、時代はクラフトビール。

クラフトビールといえば、ホップが命のIPAがその代表的存在。クラフトビールが面白い理由は、その多種多様性にある。醸造家は腕によりをかける。今まで使ったことのない材料もチャレンジングに使われる。その流れでホップにも多様性が求められるようになってきた。参考までにアメリカではクラフトビールに使われているホップの品種は、この10年で88種から154種と急増している。

この多様化の流れの中に、日本のホップも位置する。MURAKAMI SEVENの生産量はまだごく少量であるにもかかわらず、世界の醸造家の目にはすでに留まっている。

「国産だから良いというのではなく、世界でも競争力のあるホップに育てていきたい」と、村上氏は言う。競争力という点では、MURAKAMI SEVENは「収量が高い、省力化栽培が可能」という特長がある。栽培のしやすさ、農家の負担軽減は強みになる。

2018年時点で、キリンは日本産ホップの約70%の作付面積を有する。すでに国内のクラフト系メーカーにホップを販売している。日本のクラフトビールは今後も伸びていく勢いがある。クラフトビールと国産ホップはともに成長していける関係だ。

キリンビールではホップ販売量の増加を見込んで、2018年、岩手県遠野市に農業法人BEER EXPERIENCE(株)に出資。MURAKAMI SEVENの栽培を開始している。

ホップの収穫。

現実に目を向ければ、日本のホップ農家は、高齢化と担い手不足で危機に面している。国産ホップを使ったクラフトビールが増えることが、ホップ栽培を支えることになる。多種多様なビールを楽しみたい者と国産ホップは同じ夢を見ていると言っていいだろう。

取材・文/佐藤恵菜

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