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「3社横並びではない」家族重視はそのままで、シンプルになったドコモの新料金プランが作られた背景

2019.07.01

「3社横並びではない」

 ただ、家族割引はKDDI、ソフトバンクも導入していて、割引金額もほぼ同じです。料金プランも割引の仕組みも似通っていて「3社横並び」と評される一因にもなっているのですが、金氏は「中身は全然違います」と横並びをきっぱり否定しました。

 というのも、auが定義する家族は同居している人のみ。また、ソフトバンクの場合は対象プランが限られていて、「ウルトラギガモンスター+」「ウルトラギガモンスター」「ミニモンスター」「スマホデビュープラン」の4プランを契約した人しか家族としてカウントされません。

 一方ドコモの場合はFOMAのプランを含め、すべての音声通話が可能な料金プランの契約を家族としてカウントし、20人まで登録できます。「家族の適用は圧倒的に多いと思います。ドコモユーザーの8割強の方が、みんなドコモ割を適用されます」(金氏)。auの場合は3割程度しか家族割引が適用されないという試算もあり、みんなドコモ割は家族を重視するドコモの特徴が表れている割引といえるでしょう。

 また、docomo withについては、「分離プランの思想で作ったプラン。今回のプランは全機種がdocomo with対象端末になったイメージ」(御牧氏)とのことでした。ちなみに、今、docomo withで契約している人はそのまま継続して利用できます。ユーザーごとにケースが異なるので、新料金プランとどちらがお得かを判断するのが難しいところですが、「しっかり料金シミュレーション」を使えばそれが分かります。

プロ仕様の「しっかり料金シミュレーション」

 しっかり料金シミュレーションは、現在の契約プランや利用状況などユーザーのデータと連動していて、どのプランを契約するとお得かを判断できる高度なシミュレーションシステムです。dアカウントでドコモのウェブサイトにログインするだけで確認できる手軽さも魅力です。

現在の利用状況を考慮して本格的な料金シミュレーションが可能。

「シェアプランから新料金プランに移る場合、月々サポートが残っている/残っていないなど、家族全員の状態が異なり、お客様自身で検討するのが非常に難しいです。また、ショップは現在、待ち時間を短くするための取り組みを進めています。そこで、お客様ご自身できちんと料金シミュレーションをしていただけるようにすることが課題でした。今回の議論のかなり初期から、これがキモだと検討を進め、時間をかけて丁寧に作りました」(御牧氏)

 従来プランが複雑で、それを考慮した計算ロジックを組み立てるのが難しかったと金氏。子回線のケースや月々サポート終了時期の判定なども行っているため、システムの稼働が新料金プランの発表日には間に合わないほどでした。

 このしっかり料金シミュレーションは、ドコモショップでスタッフが使っているシミュレーションと同じプラットフォームを利用。画面こそ異なりますが、ショップスタッフが利用していたシステムをユーザーにまで広げた形となっています。しっかり料金シミュレーションから料金プランの変更にもスムースに進めます。ショップに行くことなく選ぶべきプランが分かり、手軽にプラン変更もできますので、ぜひ利用をお勧めします。

「スマホおかえしプログラム」は「とりあえず申し込む」でもOK!

 新料金プラン発表後、夏モデルが発表されましたが、ドコモの端末は他社の同機種に比べて価格が安いことも話題となりました。高額な機種を1年ごとに買い換えているようなユーザーに高評価のようです。

「分離プランになって端末代が上がっちゃったじゃないか、とならないよう、議論して、本当に努力して(この価格を)実現しました」(杉崎氏)

 ただ、36回割賦で端末を返すことで最大12回分の支払いが免除される「スマホおかえしプログラム」を利用すると、“実質価格”は他社とほとんど変わりません。分割払いは負担を分散するありがたいシステムではありますが、せっかくの安さが感じにくくなっている点もあるように思います。

 また、機種変更を促すシステムという印象もあります。実際、24回支払ったら必ず端末を返し、新しい機種に買い換える必要があると思っている人も多そうです。しかしその必要はありません。

端末を返すことで、36回割賦のうち最大12回分の支払いが免除される「スマホおかえしプログラム」。対象機種は高額端末。

「スマホおかえしプログラムの利用に機種変更条件は付いていません。極端な話、機種変更しなくても利用できます。機種変更せず、そのまま分割払いが払い終わるまで支払いを続けていただき、使い続けることができます。少し誤解があるようですが、おかえししなきゃいけないということはないんです」(杉崎氏)

 スマホおかえしプログラムの申し込みには、利用料も条件も特にありません。返却せず36か月以上使い続けてもかまいませんし、街の中古ショップに売ってしまってもかまいません。端末代を分割で支払いたい人がとりあえず申し込んでおき、返したくなって返せば最大12回分の支払いが免除されるというものなのです。

「プログラム加入によるデメリットは特にないので、とりあえず36回割賦のおかえしプログラムに入っておくということでいいと思います。損はありません」(杉崎氏)

 ちなみに支払い回数の36回は、ユーザーの端末利用期間がほぼ3年間というデータに基づいているそうです。

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