小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

EVの販売目標を5年前倒し!トヨタが電動化を急ぐ理由

2019.06.25

ここ最近の急速な『EV』の普及で三井住友DSアセットマネジメントは、マーケットレポート「電気自動車(『EV』)で連携が加速」を公開したので紹介しよう。

6月7日、トヨタ自動車は「『EV』の普及を目指して」と題する記者会見を開いた。この中でハイブリッド車(HV)や『EV』など電動車の年間販売が550万台になる時期の2025年への5年前倒しや電池での連携先の拡大などを発表した。

トヨタが電動化を急ぐ背景には、燃費規制が厳しくなる欧州や中国などで急速な『EV』の普及が見込まれることがある。今後の動向が注目される。

トヨタ自動車は『EV』の戦略を発表

6月7日、トヨタは記者会見を開き、『EV』でビジネスモデル、電池、商品まで網羅する商品戦略を明らかにした。

トヨタは電動車はHVを中心として、特許開放などを通じて完成車メーカーや部品会社などとの陣営づくりを進めてきた。今回は、『EV』でもHVと同じように陣営づくりを進めることなどがポイントとみられる。

電動車の販売目標を前倒し、連携を拡大

トヨタは電動車の年間販売が550万台になる販売目標を5年程度前倒しで2025年に達成しそうな見通しにあることを明らかにした。

2020年から量産型の『EV』を本格導入し始め、2020年代前半には10車種以上をラインアップする計画。

世界展開する『EV』はSUBARU(スバル)やスズキなど他の自動車メーカーと連携して開発を進める方針。

電動車向けの車載用電池で世界最大手の中国・寧徳時代新能源科技(CATL)や比亜迪(BYD)、東芝、GSユアサなどとの提携を視野に協業していくことも明らかにした。

電動車用電池では、全固体電池は自社で開発し、既にパナソニックなどと協業しているが、この連携により開発面や地理的な供給力の面で異なる得意分野を持つ企業と組むことで、より将来の技術変化などに柔軟に対応できるようになるとみられる。

今後も『EV』で連携は加速の方向

中国が2019年に『EV』などを一定比率生産することを義務付けるなど、世界的に環境規制が強まる中、世界の大手自動車メーカーは急速に『EV』の生産を拡大する方針。

そうした中、電池を始めとする技術補完に加えて、巨額の開発資金を分担して負担を軽減する意味でも、更に踏み込んだ連携が進むとみられる。

※このレポートは情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したもの。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではない。

三井住友DSアセットマネジメント マーケットレポート
https://www.smd-am.co.jp/market/

構成/編集部


@DIME公式通販人気ランキング


@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2023年5月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「Bluetooth対応リズムライトスピーカー」、特集は「ChatGPT/Bing/Google Bard AI検索超活用術」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。