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フィリピン・ケソン市で導入されたLGBTの人も使える「オールジェンダートイレ」とは?

2019.06.23

フィリピンのケソン市がLGBTの人も使えるオールジェンダートイレを導入

フィリピンは女性やLGBTなどに対する「ジェンダー・ギャップ」が少ない国として世界経済フォーラムの2018年報告書でも149ヵ国中8位にランクされるなど評価されている。

しかし実際には、同性婚がまだ認められておらず、LGBTに対する暴力や蔑視などが根強くあると言われている。このギャップを埋める試みを地道に続けている地方自治体がマニラ首都圏にあるケソン市だ。

ケソン市は女性副市長のベルモンテ氏のもと、LGBTの人も使える「オールジェンダー・トイレ」を導入した他、2017年から国際NGOと提携して、すべてのバランガイ(最小行政区)の議員らを対象としたジェンダー教育を行なったりするなど、フィリピン全土でも先端を行くジェンダー・ギャップ解消政策を進めており、注目されている。

流行の背景

フィリピンではスペイン統治以前には各地で「ババイラン」と呼ばれる巫女によって政(まつりごと)や祭事が取り仕切られ、女性以外にも女装した男性が「ババイラン」に就くこともあったと言われている。

タガログ語も「彼・彼女」、「妻・夫」「息子・娘」などの区別なく、ジェンダーフリーの要素が強かった。

スペインが持ち込んだキリスト教による男性中心主義が思考や習慣に影響を及ぼしているもののジェンダー・ギャップはそれほど強くない。

LGBTについては個人、家族間では昔から受け入れてきたようだが、社会的認識の高まりは最近のことで、シンガーソングライターや政治家などの著名人がカミングアウトするようになったのはここ20年ほどのこと。

国内で最大の人口を抱えるケソン市が自治体として初めて本格的にジェンダー教育を取り組むことでこの動きが全国に波及する可能性が期待されている。

https://youtu.be/qMTCYTXYeVA

参考記事:http://tnc-trend.jp/philippines12/

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構成/編集部

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