
最近、日本において局地的な雨の発生が増加傾向にありレインアイテムへの需要が高まる中、メンズシューズの市場においてもレイン向け商品の展開が拡がりをみせている。
そこで、三陽商会の紳士靴ブランド「三陽山長」は、スーツに合わせるレインシューズを探す男性に向けて、ブランドを代表するドレスシューズのモデル「友二郎」でPVC(ポリ塩化ビニル)素材の「防水 友二郎」を開発した。
レインシューズ「防水 友二郎(ともじろう)」
レインシューズ特有の「蒸れ」を軽減する設計、歩きやすさを追求した微発泡ラバーソールの成型、底面から雨水が染み込まないような製法、そしてドレスシューズ「友二郎」の美しさをそのまま再現した「三陽山長」拘りのレインシューズが「防水 友二郎」。
ブランド10周年を迎えた2010年に登場した三陽山長を代表するマスターラスト(木型)「R2010」を使用。10年間蓄積してきたデータを分析し、過去から現在の足型の変化 を反映させた。
ブランド誕生当初の木型をベースとし踵(かかと)をホールドする"小振りなヒールカップ"、アーチを支える"絞り込んだ土踏まず"、美しい履き皺(しわ)を生み出す"低く抑えた二の甲"で立体的な造形美とフィット感を実現している。
通気性・透湿性のある「ウルトラ」というポリウレタン素材を使用。インソールの下に湿気を逃して蒸れを感じにくい設計。踵(かかと)~土踏まずまでをしっかりホールドするカップ形状で安定感・フィット感も抜群。
より軽く、歩行時の屈曲性を高めるため、微発泡ラバーでアウトソールを成型。土踏まず部分の面取り加工やブランドロゴなど、「友二郎」をそのまま再現し、底面まで美しい仕上がりに。
ヒールリフト(高さを積み上げているパーツ)には、耐摩耗性に優れたソリッドラバーを配合。擦り減りにくい素材で、外回りの営業や国内外の出張時に頼れる存在。さらに、アッパーの裏地にはポリエステル製ニットライニングを採用、レインシューズ特有の違和感もなく、晴れの日や室内も快適だ。
関連情報/http://www.sanyoyamacho.com/
構成/ino