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人工肉の世界市場、2023年に1500億円規模に

2019.06.21

近年、「人工肉」の世界市場が急激に成長している。

MDB Digital Searchの調査によると、2023年度の世界の人工肉市場は約1500億円。食料不足・環境問題の解決に役立つ技術として世界的に関心を集め、培養肉の分野には実用化に向け多数のベンチャーが参入している。

人工肉世界市場が1500億円規模に?

人工肉世界市場規模・予測グラフ

人工肉は畜産物の食肉に代わる製品として、本物の肉の食感、風味、外観などを人工的に再現した加工食品だ。豆などの植物由来の主原料を使用して作る「人工肉」と、動物の細胞を培養して作る「培養肉」に大別できる。古くから粒状大豆タンパク(大豆ミート)やグルテンミートといった製品が、ハンバーグなどに使う肉の代用品として利用されてきたが、人工肉は畜肉の風味や外観まで再現する製品であり、従来の肉の代用品とは異なる。

人工肉は、大豆やエンドウ豆、キノコなどの植物性タンパク質を主原料として本物の肉を再現し、それらを使用したハンバーガーパテ、チキンナゲット、ソーセージ、あるいは、ピザやブリトーなど様々な製品が販売されている。技術開発により、本物の肉と区別がつかない外観や風味が再現されつつある。

培養肉は、牛などの動物の幹細胞を培養することによって、食中毒や感染症のリスクを低減でき、畜産物に比べ環境負荷が小さいといったメリットからクリーンミートとも呼ばれ、商用化には至っていないが、食糧不足や環境問題の解決につながる技術として注目を集めている。

肉の代用品の市場は、ベジタリアンの増加、健康志向の高まり、ダイエット食品の需要拡大を背景に、全体的に堅調な推移が続くとみられている。植物性食品の需要が拡大していることを受けて、米国のベンチャーや大手食品企業を中心に参入が増加し、人工肉市場が活性化。現在は欧米を中心とする市場だが、今後、中国をはじめとするアジア地域の需要が伸びるとみられる。

日本でも外食や中食業界で肉の代用品に対する関心が高まっており、人工肉を使用した製品も増加が見込まれている。

関連情報/http://www.jmar.co.jp/
構成/ino

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