
■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議
スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回はアプリ決済について議論します。
還元キャンペーンがひと段落して気づいたこと
房野氏:アプリ決済が盛り上がってます。特にゴールデンウィークなどの大型連休中は、還元キャンペーン合戦も激しかった印象があります。みなさんはいろいろ試されましたか?
石野氏:LINE Payで1万円還元分の枠を使い切るのが大変だった。
石川氏:自分はLINE PayでAmazonギフト券を買った。
石野氏:ギフト券を買うのって怖くないですか。あとからダメですとか言い出しそうで。
法林氏:僕はクルマの税金をnanacoで払おうとしています。nanacoに電子マネーをチャージすると、たまるポイントが多い/少ないがあるんだけど、意外にお得なのが、じぶん銀行スマホデビットの5万円以上使うと20%還ってくるキャンペーン。
石野氏:あのアーリーアダプター軽視のキャンペーンですね。
法林氏:あれでチャージして、5万円払えばいいかなと。
石野氏:アーリーアダプターといっても、たかだか1か月早かった程度ですからね。
石川氏:最初からやってくれよって。
法林氏:そうなんだよね。でも、一応体制が変わったので。
房野氏:PayPayは、イオンで20%還元を継続したりしましたね(2019年5月31日まで)。
石野氏:6月からは、LINEで以前やったみたいに業種を絞って、今月はこの業種で使ったら20%還元、というやり方になるようです(「いつもどこかでワクワクペイペイ」キャンペーン)。
石川氏:いやもう20%還元に慣れちゃったから、最近のPayPayの5円とか3円とかっていうポイントが少なくて(笑)
石野氏:PayPayの「第2弾100億円キャンペーン」は、最後、みんな当たり過ぎていたような気がする。Twitterにも連続で当たったという投稿が結構あった。本当にこれ、200億円使い切れたのかな、と思いました。