6位 五稜郭(ごりょうかく)<北海道>
北海道函館市の中心地にある五稜郭は、江戸幕府の役所として幕末に造られた西洋式城郭。
稜堡(りょうほ)と呼ばれる5つの角があり、星型の形をしている。堀の内側は約125,500平方メートル、実に東京ドーム約3倍の広さを誇る。
貸しボートショップがあり、手漕ぎボートで堀をぐるりと一周することも。春になると約1600本のソメイヨシノが開花し、お花見と共にジンギスカンを堪能できる。隣接する五稜郭タワーに登れば、その特徴的な星型を写真に収められる。
7位 松江城(まつえじょう)<島根県>
島根県松江市のシンボルともいえる松江城は、平成27年(2015年)に国宝に指定されて話題になった。現存する12天守閣のうちの一つであり、築城から400年以上が経過している。
戦乱の時代に建てられ、附櫓(つけやぐら)や急こう配の階段など、敵の侵入に備えてさまざまな技巧が用いられた城内。そして最上階では、ぐるっと360度、松江の街並みを眺めることができる。遊覧船も出ているので、また違った角度から松江城を楽しんでみてはいかがだろう。
8位 大阪城(おおさかじょう)<大阪府>
2017年度まで3年間連続で入館者数が最多となり、その数は市の人口も超えたという大阪城。再建、改修を経て、平成9年(1997年)に国の登録有形文化財に指定された人気観光スポットだ。
8階建ての城内は博物館と展望台になっており、大阪城に関する展示やシアター、ミュージアムなど見どころ満載で、最上階には展望台があり、大阪の街並みを一望できる。
城内にはエレベーターが設置されているため、階段を上ることが難しい高齢者や車椅子の方も観覧可能。重要文化財の大阪城の櫓を2019年3月2日から2019年11月24日までの土日祝限定で特別公開している。
9位 弘前城(ひろさきじょう)<青森県>
青森県弘前市の弘前公園内に建つ城で、寛永4年(1627年)に落雷によって本丸御殿などが一度焼失してしまったが、文化7年(1810年)に再建された。園内には天守以外に辰巳櫓(たつみやぐら)、未申櫓(ひつじさるやぐら)、丑寅櫓(うしとらやぐら)がある。
これは、天守から見た方角を12支で示したもので、それぞれ南東、南西、北東に位置している。弘前公園では4月20日~5月6日には弘前さくらまつり、8月1日~7日には弘前ねぷたまつりが開催。この時期に合わせて訪れてみるのもいいかもしれない。
10位 犬山城(いぬやまじょう)<愛知県>
小高い山の上に建てられた城、犬山城。1537年に織田信長の叔父、織田信康が築いたと言われている。
犬山城は年間入場者数が5年連続で記録更新となる人気ぶりで、2018年12月には初めて60万人を突破したそうだ。犬山城はもちろん、三光稲荷神社にあるピンクのハート型の絵馬、芳川屋の季節のフルーツパフェなど、周辺にインスタ映えする要素が多く、一時は低迷していたという入場者数がV字回復したと話題になっている。
関連情報/https://www.hankyu-travel.com/
構成/ino
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