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2019.06.18

北磁極の移動スピードが年々加速していた!いつ起こっても不思議ではない磁極の逆転現象「ポールシフト」

ポールシフト

ポールシフト

 コンパスの針が指し示すのは、北極点ではなく、北磁極。実は今、この北磁極がスピードを加速させながらシベリア方向に移動しているのをご存じだろうか。さすがにこれには科学者たちも焦り、今年2月にGPSなどで活用されている世界磁気モデル(WMM)のアップデートを前倒しで行なった。

 今では1年に55kmも移動しているという北磁極の動きがさらに加速すれば、その先に待っているのは磁極が逆転する〝ポールシフト〟である。一番最近のポールシフトは78万年前と考えられ、いつ起こっても不思議ではないという。

 ちなみに磁極が移動するのは地球内部の高温で溶けた鉄とニッケルの〝水流〟によるものであるという説が今のところの主流だ。

 ではポールシフトが起こるとどうなるのか? 英・リバプール大学のリチャード・ホルム教授によると、地球を包む磁場の乱れによって、地表に降り注ぐ宇宙放射線量が現在の2倍になり、わずかではあるもののがん患者が増えることを指摘している。しかし影響については諸説あり、急激な気候変動を伴う過酷な〝天変地異〟が訪れるとの声もある。ともあれ今も地球上で磁極がジワジワ移動していることは紛れもない事実なのだ。

 世界的に記録的な猛暑・酷暑を記録した昨年の夏だが、今年の夏はどうなるのか? こうした極端な気象はすでに地球上でポールシフトが始まっている証なのかもしれない。

ポールシフトポールシフト前後の地球の磁力線(左)とポールシフトの最中の磁力線(右)ポールシフトの最中には磁極が複数発生している。(画像提供:NASA)

仲田しんじ地球を包む磁場がポールシフトで乱れると予測され、地表に届く宇宙放射線量が増えて気候変動にも繋がるともいわれている。(画像提供:NASA)

取材・文/仲田しんじ

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