人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

本当に安くなるのか?横並びか?ドコモ、au、ソフトバンクの新料金プランをおさらい

2019.06.16

通話料がこの料金に加わる

 ここまで紹介してきた金額はデータ通信料金で、通話をすれば、当然、その分の料金がかかります。各社とも通話オプションを用意していて、5分以内の国内通話が無料になるオプションは月額700円、すべての国内通話がかけ放題となるオプションは1700円です。電話をたくさんかける人は検討すべきでしょう。これらを契約しない場合は20円/30秒の通話料がかかります。家族間の通話は引き続き無料です。

主な割引は「家族割引」と固定回線との「セット割引」

 上記の料金は各種割引を含まない価格なので、割引対象になる人はこれよりも安くなります。主な割引として、家族みんなで利用した場合に全員が割引される家族割引があります。ドコモ(みんなドコモ割)、au(家族割プラス)の場合は2回線で500円、3回線以上で1000円割引されます。ソフトバンク(みんな家族割+)は2回線で500円、3回線で1500円、4人以上で2000円割引されます。家族の定義に多少違いはありますが、家族で同じキャリアを契約するのは基本中の基本といえます。

 自宅の固定回線を指定のものにすると受けられる“セット割引”もあります。ドコモの場合は「ドコモ光セット割」で、auのセット割引「auスマートバリュー」はau ひかり以外にeo光やJ:COMなどケーブルテレビも対象になります。ソフトバンクの「おうち割 光セット」は、SoftBank 光やSoftBank Airなどの契約で割引になります。割引額は3社とも同じで、スマホの料金プランによって異なりますが500円もしくは1000円が割り引かれます。

 他に、ケータイからスマホに変わったときなど、1年間だけ、あるいは半年間だけ割引になるというキャンペーン割引が適用されるケースもあります。これらは期間限定の割引なので、終了したときに急に料金が上がってびっくりすることがあります。各キャリアの料金を比較する場合には含めない方が分かりやすいでしょう。

端末の買い方は大きくは変わらない

 3社とも分離プランとなりましたので、購入する端末で通信料金が割引されたり、契約するプランによって端末代が割引されることはありません。原則、端末代はすべて自分で支払うことになるのですが、従来通り、分割払いが可能です。端末を下取りに出すことで割賦の残債を免除するアップグレードプログラムも提供されています。

 auとソフトバンクでは、48回払いで最大24回分の残債を免除するプログラムがよく利用されているようです。また、ドコモは36回の分割払いで最大12回分の残債を免除する「スマホおかえしプログラム」を始めました。ドコモの新モデルの一括価格は全体的に他社よりも安くなっていますが、プログラムを利用した場合で比較してみると、3社とも実際に支払う金額はほとんど変わりません。

ドコモの「スマホおかえしプログラム」は36回の分割払い。旧端末を下取りに出すことで残債が免除される。

 プログラムを利用すると端末購入の負担に差はありませんが、分離プランになったので、同じ端末を長く使うために分割支払い金をすべて払って手元に残したいと考える人もいるでしょう。その場合は端末代が安いドコモがお得といえます。

料金明細を一度チェックしてみよう!

 各キャリアのウェブサイトや広告を見ると、1980円、3480円という最低料金が示されるので安い印象ですが、この金額になるには各種割引が適用される必要があり、即安くなると思うのは禁物です。また、携帯電話料金が高いと感じている場合、実は使っていないオプションサービスが契約されたままになっていたり、買い物で携帯電話料金との合算払いを利用しているのかもしれません。自分が何にどれくらい支払っているかを把握するために、料金明細を確認してみることをお勧めします。

料金、これからまた変わるかも

 分離プランは改正電気通信事業法義務化され、2019年11月に施行される予定ですが、それまでに細かい点を補足する総務省令が策定されます。総務省の案として「違約金は1000円まで」「端末割引は2万円まで」などが出されたと報道されていますが、これが決められると、それに伴ってまた料金プランが変わる可能性がないとも限りません。業界を取材する立場としても混乱気味です。とりあえず秋までは要注目期間が続きそうです。

取材・文/房野麻子

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2021年3月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「LEDビューティーミラー」! 特集は「YouTubeで学べ」&「ウワサの新発想家電」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。