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2019.06.26

気になる料金は?Netflixとの戦いは?アップルの新サービス「Apple TVアプリ」の展望

3月のメディアイベントでアップルが発表したのは、3つの定額制サービスと、動画とゲームのコンテンツ制作に乗り出すことだった。各サービスはどのようなものになるのか? 日本での提供は? イベントに出席した2人のジャーナリスト、石川温氏と西田宗千佳氏に聞いた。

石川さん・西田さん

(右)ケータイジャーナリスト 石川 温さん
日経新聞電子版にてコラム「モバイルの達人」を連載。ラジオNIKKEI『スマホNo.1メディア』パーソナリティーを務めるほか、幅広いメディアで活躍。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞出版)が近著。

(左)ITジャーナリスト 西田 宗千佳さん
ICT、AI、ネットワークなど先端技術分野を中心に、「電気かデータが流れるもの全般」を取材、執筆。主な著書に『ポケモンGOは終わらない』(朝日新聞出版)『ソニー復興の劇薬』(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)などがある。

■ Service 1【Apple TVアプリ】

アップルが目指すのはハードを生かすコンテンツ

どこでも扱っている作品だけでは厳しい……。
そんな動画サービスの現状が背景にあります。

  新たにApple TVアプリが提供され、その中で独自コンテンツの動画配信サービスである『Apple TV+』が提供されることが発表されました。ハードウェアメーカーのアップルがなぜ、自らコンテンツ制作に乗り出すのでしょうか?

石川 日本の大手キャリアがスマホを活用してもらうために、コンテンツサービスに注力してきたのと、まさに同じ流れですね。

西田 オリジナルを作るのは、定額の動画配信サービスを提供するに当たって、コンテンツの質で勝負するため。今やこれだけ多くのサービスがある中、どこでも見られる映画のようなコンテンツだけで戦うのは厳しいということです。

石川 日本のキャリアでもかつて、独自のサービス、コンテンツに注力していた時期がありましたよね。でもauやソフトバンクは今、動画配信については、NetflixやHuluといったほかのサービスと提携する方向にシフトしている。ドコモのdTVも会員数は多いですが、利用率はあまり高くないのが現状。日本国内でも淘汰が進んでいて、それだけ競争が厳しくなってきているということだと思います。

既存の動画チャンネルとパートナー関係を結ぶことが
日本での成功の鍵でしょう。

  dTVではエイベックス系、Amazonプライムビデオはバラエティー、Huluはドラマと、それぞれ日本向けに独自コンテンツを提供しています。Netflixも日本で番組を制作していますが、Apple TV+が日本に上陸する際にも、同様の動きはあると思いますか?

石川 日本でも近い将来、Apple TV+のコンテンツが楽しめるようになるのは間違いないでしょう。ただ日本向けにも作るかは、今のところ何とも言えません。日本の制作会社と提携する可能性は、なきにしもあらずかもしれませんが。

西田 米国ではひとつのApple TVアプリ上でオリジナルコンテンツのApple TV+、iTunes Storeで購入できる映画などに加え、CATVや衛星放送の有料チャンネルが観られる「Apple TV チャンネル」も提供されます。日本向けの独自コンテンツはちょっとわかりませんが、日本でもこのApple TV チャンネルで、スカパーなどの日本の有料チャンネルが楽しめるようになる可能性はあると思います。

動画配信サービス 表最近では日本でサービスを展開する主な定額動画配信サービスのほとんどが、そこでしか観られないオリジナル作品を配信している。独自コンテンツのみを配信するAppleTV+の日本向けのサービスは、単に字幕のついたものになるのか、それとも……?

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