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出会い系アプリのプロフィール欄に「性的指向」が追加される理由

2019.06.14

一部の若い女性の性的指向はかなり流動的

 性的指向をはっきり示すことがよりより出会いに繋がることになるのだが、そうはいっても若い時期の性的指向はそう単純なものではないことも最新の研究で報告されている。特に女性の一部は思春期から20代半ばまでの間の性的指向がかなり流動的であるというのだ。

 加えて従来の性的指向の分類であるストレート(異性愛者)、ゲイ(同性愛者)、バイ(両性愛者)という3種類では単純過ぎることも指摘されている。

 米・バージニア工科大学の研究チームが2019年4月に「Journal of Sex Research」で発表した研究では、16歳から32歳までの男女6000人以上を対象に、魅力を感じる者の性別、現在の性的交流の実態、自分の性的指向(性自認)を調査した。データを分析した結果、研究チームは性的指向について男性は4つ、女性は5つに分類できることを導き出している。

 男性については、
●異性愛者:87%
●ほぼ異性愛者か両性愛者:3.8%
●新たに自覚した同性愛者:2.4%
●性に淡白:6.5%

 女性については、
●異性愛者:73.8%
●結果的にほぼ異性愛者:10.1%
●新たに自覚した両性愛者:7.5%
●新たに自覚した同性愛者:1.5%
●性に淡白:7%

Medical Xpress」より

 男女共にマジョリティーである異性愛者は20代を過ぎても多くはそのまま異性愛者であるのだが、詳しく分析してみるといろいろと興味深い動態が浮き彫りになった。

「結果的にほぼ異性愛者」の女性の実に67%は、20歳前後では男性にも女性にも魅力を感じていることがわかった。しかしながら齢を重ねるにつれて同性への興味は急激に低下し、20代後半には性的対象はほぼ男性になってくるということだ。

 この例からもわかるように、女性の一部は思春期から成人初期の間にきわめて振れ幅の大きい性的指向の変化を体験するという。男性にもこの傾向はあるのだが、女性に比べればその振れ幅は小さいのである。

 この“多感な時期”を過ぎれば男女共に異性愛者、同性愛者、両性愛者として性的指向が安定してくる。一部の男性は10代で両性愛者であっても20代から異性愛者になるケースが多く見られ、一方で女性の一部は10代で異性愛者でも20代後半で両性愛者になる場合があるという興味深い傾向もあるという。

 若い時期の性的指向は流動的な側面があることがわかった今回の研究は、興味深いものであると共に性的指向についての理解をより深めるものにもなるだろう。

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