ミリタリー
ミリタリーは時計界でも大定番。航空時計など華やかなモデルを愛用する男性は多い。
ミリタリーウオッチの多くは、戦時中に用いられた時計の特徴を再現したモデルだ。当時の時計はすべて機械式であり、数多くの高級時計ブランドが開発を手掛け、その精度などを競い合った歴史がある。また近年でも〝デカ厚〟時計の火付け役になるなど、ミリタリーウオッチと高級時計ブランドには密月の関係があるのだ。
そんなミリタリーカテゴリーでトレンドとなっているのが、ツヤ消しだ。これまで高級時計ブランドのミリタリーウオッチは、光沢感をアピールするような華やかなモデルが主流だった。しかし、今年は布製ベルトやマットカラーの文字盤を採用したモデルが急増。トレンドのスポカジスタイルにも、自然に合わせられるので人気だ。
内部機構はスイスクロノメーター協会のお墨付き!〈ライター横山〉
【A】ブライトリング
『アビエーター 8 クロノグラフ 43 カーチス ウォーホーク』62万円
かつて戦闘機メーカーだったカーチス社とのコラボモデル。文字盤はマットなミリタリーグリーン。ブライトリングの初期航空時計を思わせる、回転ベゼルと三角形のポインターをあしらい、レトロモダンな雰囲気に仕上げた。
[自動巻き/43mm径/SSケース/布製ベルト/100m防水]
■ 伝説的な戦闘機を裏ブタに刻印!
『P-40ウォーホーク』は1938年から1944年にかけて製造されていた米国陸軍の戦闘機。
オールマット仕様はトレンドにもマッチする〈スタイリスト嶺井〉
【B】ベル&ロス『BR 03-92 MA-1』50万円
航空計器を思わせる角型ケースで腕時計界を席巻したベル&ロス。本品は1958年製のフライトジャケット「MA-1」に着想を得た新作。配色の忠実な再現、リバーシブル仕様のベルトなどが男心を絶妙にくすぐる。世界限定999本。
[自動巻き/42mm径/セラミックケース/カーフベルト/10気圧防水]