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2019.06.09

トリプルカメラと超縦長21:9画面の最新ハイエンドスマホ「Xperia 1」の実力を徹底検証

■連載/石野純也のガチレビュー

 競合他社に対抗できず、徐々にシェアが低下してしまったXperiaシリーズが、復活をかけ、大幅なリニューアルを断行した。そのフラッグシップモデルになるのが、「Xperia 1」だ。同モデルは、夏商戦向けに、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから発売される。Xperia初の画角を変えられるトリプルカメラに対応し、ディスプレイも21:9と他の端末を大きく上回る縦長になった。

 デザインも、スクエアに近い薄型のボディに戻り、Xperiaのアイデンティティを取り戻しつつあるように見える。同シリーズの象徴的なカラーであったパープルが復活しているのも、見逃せないポイントといえるだろう。もちろん、ハイエンドモデルならではの高い機能性も魅力。チップセットにはSnapdragon 855を採用し、メモリ(RAM)も6GB。通信速度は、最大で約1.5Gbps(ドコモ版の場合)と、超高速だ。

 刷新したXperiaだが、その魅力はどこにあるのか。発売前のドコモ版を借り、実機をテストした。

ドコモ版のXperia 1。カラーはXperiaの象徴ともいえるパープル

スタイリッシュな21:9ディスプレイ、その操作性は?

 Xperia 1を見て、まず驚かされるのが、そのディスプレイだ。「Galaxy S8」の登場以降、スマホの“縦長化”は進んでいたが、どれも18:9や19:9の範囲で、見慣れてしまうと、これが普通に思えてくる。一方のXperia 1は、それより縦長の21:9で、スマホとしては細長く見える。横幅は約72mmのため、一般的なスマホとほぼ同じ。そのため、6.5インチというディスプレイサイズの割には、持ちやすい印象を受けた。不思議なもので、縦長には慣れがあるのかもしれない。縦にシュっと伸びているためか、既存の端末と見比べると、Xperia 1の方が、よりスタイリッシュだと感じたほどだ。

 スマホは、画面上部にタッチすることもあるが、この点では縦長化はややマイナス。18:9や19:9でも指が届きにくいと感じていたものの、持ち方を変えればなんとかなってはいたが、この比率だとお手上げだ。片手持ちだと、親指は画面の一番上まで届かない。ただし、Xperia 1は、通知やクイック設定パネルを表示させる場合、必ずしも画面上部をタッチする必要がない。

持ちにくいわけではないが、縦長ゆえに、どうしても画面の上部には指が届きづらい

 画面の適当な位置をタッチして、下方向のドラッグすると、通知が表示される。その通知を、さらに下方向に引っ張ると、クイック設定パネルが現れる。メッセージが届いたら、画面の下を引っ張って通知を出し、そのままタップしてアプリを起動するといった操作が可能になるため、実際に使ってみると、片手で完結できる場面も多いことが分かる。アプリによっては、画面上部に重要なボタンが配置されているケースもあり、一概にはいえないが、思ったよりは、縦長化の影響は少ないかもしれない。

通知やクイック設定パネルは、画面下部をドラッグして表示させることも可能だ

 ただ、少々余談にはなるが、アプリ側にはもっと縦長化を意識したデザインをしてほしいと日々感じている。これはXperia 1に限った話ではないが、最近のスマホはメーカーを問わず、縦長になっているにも関わらず、ボタンが上部に配置されたままのアプリがいまだに多い。Androidを提供するグーグル自身のアプリもそうだ。残念だったのは、Xperia 1の標準アプリも、一部ボタンが上部に配置されていたこと。この端末の投入に合わせ、アプリのUIも刷新してほしかったというのが本音だ。

グーグルやソニーモバイルの純正アプリも、ボタンなどが上部にあることが多く、見直しが必要だと感じた

 逆に、このサイズ感になると、Xperia XZ3から投入したサイドセンスが生きてくる。サイドセンスは、画面の端をタップすると表示されるメニューのこと。起動させるには、少々コツがいるが、設定などを片手でサッと呼び出せるのは便利だ。感度は調整できるため、自分に合うように設定を変更しておきたい。

サイドセンスに対応。感度は設定で調整できる

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