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2019.06.06

何かと話題の〝超加工食品〟を食べ続けると一体どうなる?

 美味しいものを食べたいというのは人情だろうが、一方で健康に悪いものはなるべく避けたいものだ。健康的な食生活をキープできる人もいれば、あまり自覚がないままに不健康な食習慣に陥っていまう人も少なくない。この食習慣の差は、職場での食事が大きな影響を及ぼしていることが最新の研究で報告されている。仕事の合間の食事で“不健康メニュー”を選んでしまう人は、全体の食生活でも不健康な食習慣になる傾向が高いというのだ。

職場での食事メニューが全体的な食生活を反映

「腹が減っては戦はできぬ」とばかりに、仕事の昼休みの食事は特別なものだと考えて高カロリーなメニューを選びがちな人々も少なくない。ひと昔前の証券取引所の証券マンが、束の間の短い昼休みに出前のカツ丼を頬張っているという(ベタな)イメージもある。またオフィスで上司が部下を発奮させようと、ピザをデリバリーするといった光景も思い浮かぶ。

 仕事で“もうひと踏ん張り”するためにも早く食べられて高カロリーなメニューを選びたくなる気持ちは分からなくもないが、ではそうした人はいったん仕事を離れれば健康的な食生活を送っているのだろうか。残念ながら最新の研究では職場で不健康なメニューを選びがちな人は、食生活の全般で高カロリーで栄養バランスの悪い不健康な食事をしがちであることが報告されている。

 米ハーバード大学メディカル・スクールをはじめとする合同研究チームが2019年5月に「American Journal of Preventive Medicine」で発表した研究では、実験を通じて職場での食事メニューがその人物の全体的な食生活にどのような影響を及ぼしているのかを探っている。

Health Leaders」より

「マサチューセッツ総合病院」に勤務するスタッフ602人を対象にした調査では、病院内のカフェテリアの利用データが収集されて分析された。このカフェテリアでの支払いのデータからカフェテリアで各人がどのようなメニューを選んだのかが追跡できるのだ。加えてすべての実験参加者の健康診断データを収集し、日頃の食生活を浮き彫りにするアンケート調査を行なった。

 収集したデータを分析した結果、カフェテリアで“不健康メニュー”を選んでいる者ほど、カフェテリア以外でも不健康なメニューの食事をしており、肥満、糖尿病、高血圧のリスクが高いことが明らかになった。職場での食事が、その人物の食生活全体を反映しているのである。

 逆にカフェテリアで健康的なメニューを選んでいる者は、肥満、高血圧、および糖尿病のリスクがいずれも低いことが示された。どうやら仕事の間の食事が特別なものだという認識には一考を要するようである。

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