
キヤノンの業務用ビデオカメラ「XA」シリーズは、放送局を中心に取材現場や、ドキュメンタリー、イベントでの撮影など、高い機動力を要求される撮影現場を中心に幅広く使用されている。
今回、1.0型CMOSセンサー搭載で高画質な4K/30P映像を撮影可能な“XA55”、および小型・軽量ながら4K/30P撮影にも対応した“XA40”の2機種が登場した。
業務用ビデオカメラ“XA55/XA40”
1.0型CMOSセンサーと4K対応レンズ搭載の高画質モデル“XA55”
機動力の高い「XA」シリーズで初めて1.0型CMOSセンサー、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 6」を搭載し、4K対応の光学15倍ズームレンズを採用することで、広角約25.5mmから望遠約382.5mm相当(※1)の全ズーム域で高画質な4K/30P映像の撮影を実現した。
また、動画撮影に適した滑らかなAF動作と高い追従性を有する「デュアルピクセルCMOS AF」により、厳しい合焦精度が求められる4K撮影時でも、タッチパネルを用いた直感的な操作で、素早く高精度なピント合わせが可能だ。
4K映像を光学20倍ズームで撮影可能な小型・軽量モデル“XA40”
1/2.3型CMOSセンサー、光学20倍ズームレンズ、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 6」を採用し、ビデオカメラ本体の大きさは約109mm(幅)x84mm(高さ)x182mm(奥行き)、本体質量は約730g(※2)と小型・軽量ながら、広角約29.3mmから望遠約601mm相当(※1)の全ズーム域で4K/30Pの映像を撮影可能。
また、4Kセンサーから得られる情報を有効活用したフルHD記録「Over Sampling HD Processing」によって、フルHD画質についても従来機種「XA30」(2015年12月発売)から解像感の向上を実現している。
※1 35mmフィルム換算。手ブレ補正の「ダイナミックモード」時を除く。
※2 グリップベルト含む。
構成/ino
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