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追求したのは乗り心地と静粛性!車高を5段階で変えられるBMWで最も大きなSUV「X7」

2019.05.26

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 BMWのSUV群に新種が現れた。「X7」である。文字通り「X5」よりも大きい。現行のBMWのSUVの中で最も大柄になる。ボディ寸法は、5151(全長)x2000(全幅)x1805(全高)ミリ、ホイールベースは3105mm。BMW初の3列シートを標準装備している。その「X7」にアメリカで乗った。メキシコとの国境の町であるテキサス州エルパソから西へ向かい、ニューメキシコ州を抜けて、アリゾナ州スコッツデイルまでの約700kmを半日で走った。

機械として優れているか ★★★★★5.0(★5つが満点)

 運転したのは、340馬力を発する6気筒ガソリンターボエンジンを搭載する「X7 xDrive40i」。アメリカで見ても、X7は大きい。キャデラックの「エスカレード」やメルセデス・ベンツの「GLS」と変わらない存在感がある。

 大きさだけでなく、上下にハミ出るほど存在を主張しているフロントグリルや各部分のクロムメッキなどが目立っている。大型だからスペースに余裕があり、車内も至れり尽くせりだ。これまでの「X5」や「X6」などの機能的なインテリアの造形にプラスして豪華さも付け加えられている。例えば、シフトレバーのグリップはクリスタルガラス製だ。ウッドや革の配し方などもゴージャス志向。

 メーターパネルとセンターコンソール上のモニターは、ともに12.3インチの大型液晶。メーターのロジックも新型「3シリーズ」と共通する、バーチャルのスピードメーターとタコメーターの針がそれぞれ左右の端から回るという新しいものだ。

 エルパソの街中から高速道路に乗り、一路、西を目指した。最初に感じられたのは、ソフトで大らかな乗り心地だ。どちらかというとフラットで硬めの乗り心地を指向してきたはずのBMWのSUVとしては、異例にソフトな感覚だ。

 ただ、そのソフトさも不快ではまったくなく、むしろ余裕や心地良さを伴った抑制の効いたもので、大型SUVという「X7」のキャラクターにとても良く合っている。進化したエアサスペンションの効能が大きいのだろう。

 プロジェクトマネージャーのヨルグ・ブンダー博士は、「X7」の開発で最も注力したのは「乗り心地と静粛性だ」と語っていた。その狙いは十分に達成されていると思う。700kmの移動がまったく苦にならずに行えたからだ。

 走行モードがコンフォート、アダプティブ、スポーツ、スポーツプラスと4つ用意されている。コンフォートでも、アダプティブでも快適さは変わらなかった。コンフォートはスピードが50マイル前後に達するとダンピングが引き締まってくる様子が体感できる。スポーツとスポーツプラスは常時、引き締まっているので走る場所と状況を選ぶだろう。

「X7」はボディが大きな分、重量も2500kgもある。しかし、エンジンがパワフルなだけでなく、8速ATが賢いこともあって、加速にも不満は感じなかった。日本仕様はディーゼルエンジン版も設定されるので、違いが気になるところだ。

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