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子を持つ親の3人に2人が経験あり!米国でも「ながらスマホ運転」の増加が社会問題に

2019.05.26

3人中2人の親が「ながらスマホ運転」、米研究

米国では、子どもを持つ親の3人中2人以上が運転中にスマホなどのメールをチェックしたことがあり、約半数が文字入力などの操作をしたことがあると回答していることが、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院のRegan Bergmark氏らの研究で分かった。

このような「ながらスマホ運転」は世代を問わず広がっており、1981~1996年生まれのミレニアル世代とそれより上の世代の親との間では、ながらスマホ運転をする割合や自動車事故に遭う確率に差はみられなかった。詳細は「JAMA Pediatrics」5月13日オンライン版に掲載された。

この研究は、14歳未満の子どもを持つ親435人を対象としたもの。参加者の半数は女性で、8割が白人であった。このうち52%はミレニアル世代(平均年齢は33歳)で、残る48%はそれより上の世代(同44歳)の親たちであった。

参加者には、運転中にスマホなどでメールやSNSをチェックしたり、地図アプリを使用したりしたかを尋ね、これらの「ながらスマホ運転」中の運転速度についても回答してもらった。

その結果、以下のような結果が明らかになった。
・ミレニアル世代では52%、それより上の世代では57%が「運転中のスマホ使用は安全ではない」と回答していた。
・ミレニアル世代では25%が、ながらスマホ運転を防止するアプリを使用していたのに対し、それより上の世代では17%にとどまっていた。
・「過去1年以内に自動車事故に1回以上遭った」と回答した割合は、ミレニアル世代では16%、それより上の世代では10%であった。
・世代にかかわらず、3人中2人の親は、子どもが同乗しているときは運転中のスマホ使用を控える傾向がみられた。

また、かかりつけの小児科医から、運転中のスマホ使用について質問された経験がある親は4人中1人に満たなかった。このような質問をされるのは、上の世代よりもミレニアル世代の親でわずかに多かったという。

Bergmark氏は「このような『ながらスマホ運転』は、自動車事故の増加の一因ともなっている」と指摘する。

また、同氏は、安全性の問題だけでなく、「ながら運転をしている親の姿を、子どもが見ていることを認識する必要がある」と述べている。

この研究には関与していない全米安全評議会(NSC)のAlex Epstein氏もこの意見に同意し、「そうした姿を子どもに見せるのは、運転しながらスマホを使ってもよいと教えているようなものだ」と話している。

また、Bergmark氏は「たとえ自分が運転中にスマホを使用していなくても、そうしたドライバーは増え続けており、運転中は常に周囲に注意を払う必要がある」と述べている。

米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の推定によれば、運転中のスマホ使用などによる自動車事故で1日当たり9人が死亡しているという。

Bergmark氏は、運転中はスマホの電源を切ることを勧めているが、それが無理ならせめて、「着信機能をオフにしたり、運転中であると自動返信する機能を備えたアプリを活用してほしい」と述べている。

また、今後、『ながらスマホ運転』を積極的に取り締まる法律を整えていく必要があると、同氏は付け加えている。

(参考情報)
Abstract/Full Text
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2733153

構成/編集部

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