
4月より年10日以上有給休暇の権利を有する従業員に対して、最低でも5日間の有給休暇取得が義務化されたが、有休取得の実態はどうなのか。
クラブメッドが発表した『ビジネスパーソンにおける有給休暇取得の調査結果』では、「有休取得はしていない」は9.3%に留まるも、「“連続取得”はしていない」13.1%という結果になっている。
有休は取れても、“連続取得”しにくい?
調査において、昨年度の有休取得日数を聞いたところ、「有休取得はしていない」は9.3%にとどまった。逆に「16日以上取得」と回答した人は17.5%と、調査においては最も多い割合となっている。
また、昨年度における有休に連続取得の状況を確認したところ、1位:「2~3日間の取得」が41.2%、2位「4~5日間の取得」が23.1%、さらに、「連続取得はしていない」13.1%を加えると、連続5日間以内の連休取得が77.4%となり、比較的短期間での取得が多い結果となった。
有休取得の義務化の背景には、休暇を取ることで心身の疲労回復、リフレッシュし、生産性の向上を図る目的がある。今後も、クラブメッドは“よく働く”のも大事。“ちゃんと休むのも大切“との思いをこめ、「何も考えず、ただリラックスする時間」を提供したいという。
調査概要
調査名 :有給休暇取得に関するアンケート
調査対象:民間企業に勤めている20代~50代のビジネスパーソン 268名(男性142名、女性126名)
実施期間:2019年5月14日~15日
実施方法:インターネット調査
対象地域:関東1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、関西2府2県(京都府・大阪府・兵庫県・奈良県)
関連情報/https://www.clubmed.co.jp
構成/ino