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元刑事に聞くあやしい取引先の見抜き方

2019.05.28

起業ブームの流れがある中、注意したいのが詐欺に遭う、取引先が取引後すぐに倒産するなどのリスク。早期に見抜くヒントとして、かつて数々のあやしい人間を相手にしてきた刑事の経験を持つ、経営者の人の悩みコンサルタントの森透匡さんが「あやしい取引先の見抜き方」を教えてくれた。

取引の最大リスクは「だまされる」こと

あやしい取引先を見抜くに当たり、森さんは、そもそもどんなリスクを想定しているのか?

「最大のリスクは『だまされること』だと思います。これは詐欺罪という立派な犯罪です。ビジネス的には、融資すると偽って保証金を騙し取る『融資保証金詐欺)、正規の取引を装って大量の商品を騙し取る『取り込み詐欺』などがあります。

犯罪に至らないものでは、取引先が経営破綻するなどして売上金を回収できなかった、ということがあります。

詐欺でも債権未回収でも、お付き合いしていると、その兆候が必ずどこかにあります。それを見逃さないことが非常に重要だと思います」

あやしい取引先を早期に見極めるコツ

起業家が増える中、詐欺や経営破綻による代金未回収などのリスクは、自ら回避しなければならない時代。取引先を早期に見極める方法を、森さんは3つ挙げる。

1.詐欺師特有の特徴を知る

「私は刑事時代に多種多様な詐欺師を取り調べしました。そこでわかったのは、詐欺師には『詐欺師特有の特徴』があるということです。ビジネスにおいてもこの特徴に合致するような人やその兆候が見られる人には注意する必要があります」

●詐欺師特有の特徴

・饒舌でよくしゃべる
・コミュニケーション能力が高い
・『絶対儲かります』などと『絶対』『必ず』を多用する
・逆切れする
・期限を決めて結論を急かす

など

「これらの兆候が見られた場合は注意してください」

2.知識を増やして自己防衛する

「怪しい取引先にだまされないためには『知識を増やしておくこと』が重要です。同業の経営者などと常に情報交換をして、業界で流行っている詐欺の手口や怪しい取引先の情報を共有しておきましょう。そのような知識があると、取引先とのやり取りの中で『これどっかで聞いた話だな』と頭にひっかかることが出てくるかもしれません。つまり日頃から情報収集をして知識を増やしておくことがだまされないコツなのです」

3.違和感を「3つ」感じたら離脱する

「人間は生まれながら直感が働きますから、理由はわからなくとも『何かおかしいな』と違和感を覚えることがあります。その違和感は業種やビジネスの経験値によっても変わってきますが、人間が感じる違和感は結構、当たっているものなのです。ですから忘れずに覚えておくことが大事です。

私が推奨しているのは『3点離脱法』という撃退法です。つまり違和感を一つ感じたら『注意』、二つ感じたら『要注意』、三つ感じたら『離脱』するのです。人間は深く付き合えば付き合うほど、その関係から抜けられなくなります。違和感を3つ感じたら早めに関係を断ち切って欲しいのです。そうすることが結果的に自らを守ることになります」

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