
社会人に悩みは尽きない。業務に関する悩みだけでなく、過重労働や上司・取引先から受ける何らかのハラスメントに、嫌気が差している人も少なくないだろう。
そんな残業時間・ハラスメントの実態に迫る「働き方に関するホンネアンケート」が、日本労働組合総連合会により行われたので、紹介していきたい。
なお本調査は、先月千葉、幕張メッセで行われたイベント「ニコニコ超会議2019」に日本労働組合総連合会がブースを出展した際、そこに訪れた1,232名を対象に実施されたものだ。
我慢できる残業時間1位=11~40時間 (37%)
「ズバリ我慢できる残業時間は月何時間まで?」と尋ねる調査が行われたところ、最も多かったのは、「11~40時間」の37%で、昨年と同様の結果となった。2位の「1~10時間」は33%、「41~80時間」は12%、「0時間」は11%となった。昨年同様に、8割以上もの人が40 時間以下とこたえている。
給料や雇用形態が原因で何かしらの不安を抱えている人は75%
「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」を尋ねる調査が行われたところ、「自分の老後」が398人(32.3%)で昨年に引き続き1位となった。昨年5位(16.6%)だった「不安はない・給料に満足」は308人(25%)で2位という結果に。
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