結婚したいという一心で婚活に励んだ結果、何だか疲れてしまった……。そんな悩みを抱いて、今この記事を読んでいる方も多いと思います。疲れた時は、休息が大切。婚活を一度ストップしましょう。
この記事では婚活疲れの解消法や、再発を防止するためのコツを紹介します。婚活をお休みする前に、ぜひチェックしてください。
婚活に疲れる男女が7割! その理由とは?
未婚率の上昇に伴い、年々数を増している婚活者数。日本結婚相談所連盟(IBJ)には、2019年5月現在6万3483名が会員登録しています。
一方で、婚活疲れを感じている人も多数。IBJが2017年に行った調査によると、約7割が婚活疲れを感じているという結果が出ました。
婚活疲れの原因は、いくつかのパターンに分類することができます。
「出会いがない」「いい人がいない」「交際しても結婚に結びつかない」「周囲からのプレッシャーがつらい」「本当に結婚したいかわからなくなった」などです。
婚活に疲れたら休む! 負の連鎖を断ち切るために大切なこと
婚活や結婚に「絶対」はありません。縁や巡り合わせ、相手との相性によるものなので正解がなく、だからこそ悩んだり疲れてしまう方が多いと言えるでしょう。
婚活で大切なのは「自己肯定」です。心が疲れた状態で婚活を続けても、あなたの魅力は激減してしまうでしょう。そして、うまくいかずにさらに自信をなくしてしまう……という負の連鎖が生まれます。
疲れた時は、婚活を一度お休みしましょう。
好きなことに没頭したり、遠出したり、新しいことを始めたり。婚活以外にエネルギーを向けることで、肩の力が抜けて視野が広がるはず。焦って婚活している時よりも、良縁を呼び込みやすくなるでしょう。
【参考】婚活女子が自虐トークをすればするほど良縁を逃がす理由
疲れを防止するには? 婚活疲れ対策に必要な気構え
婚活に焦りは禁物。「結婚すること」を目的にしてしまうと、目の前の相手ときちんと向き合えず、良縁を逃してしまうことも。「○歳までに結婚する」という具体的な目標も焦りにつながるリスクがあります。
成功者の体験談では「焦らずゆっくり婚活するようにしたらいい出会いがあった」という話も数多くあります。
婚活をやめたい…疲れた時は「自分は本当に結婚したいのか」を考える
「親族からプレッシャーをかけられている」「周りがどんどん結婚している」……そういった理由で何となく婚活を初めてしまったために、行き詰ってしまう方も多いです。
結婚すれば幸せになれるとは限りません。「自分が充実した人生を過ごすために必要なもの」を考えて、本当に自分が結婚したいのかを見つめ直してみましょう。
内閣府や総務省の調査によると、長期的に見ると未婚率は上昇傾向にあります。結婚していないことは、現代では珍しくないのです。
【参考】一人は寂しい…将来、結婚できるのか不安になる原因と不安を取り除く方法
やっぱり頑張りたい! 婚活を成功させるコツ
婚活をお休みした結果「やっぱり結婚したい」「婚活を頑張りたい」と前向きに思えたら、思い立ったが吉日。
ただし、これまでと同じ方法ではうまくいかない可能性もあるので、今までのやり方を変えてみると良いでしょう。
婚活が思い通りにいかないと、再び婚活疲れに陥ってしまいます。
相手に求める条件/結婚したい時期/結婚にたどり着くまでのプロセスなど、自分の思い描いている婚活理想像に無理がないか、まず考えてみましょう。
成功者が勝利のプロセスを指南!もはや常識となったネット婚活の攻略法
「出会いがなくて疲れた」男女ともに多い婚活の悩みを解消するには?
出会いの機会が少ないという方の多くは、理想が高すぎるか、あるいは闇雲に婚活をしているか、両極端の傾向にあります。
「とにかく結婚したい」と闇雲に婚活をしている方は、どういう家庭を築きたいかを具体的に思い描いて、そのために必要な相手の条件を考えましょう。
「絶対にこれは譲れない」という条件をひとつは持っておくことが大切です。
一方、譲れない条件が多すぎても幅が狭まってしまうので、優先順位を決めましょう。
例えば「年上希望だったが、年下もOKにした途端に出会いが増えた」という例もあります。
また、いい出会いを呼び込むためには努力も大切。
自分磨きに励んだり、出会いのきっかけが増えるようにいろんなところに出かけるなど、恋愛にも通ずる基本的な行いが結婚に繋がります。
【参考】恋愛運がアップする!?婚活の必勝アイテム「婚活リップ」の選び方
婚活の方法を見直してみる
出会いが少ない方は、そもそも婚活の方法が自分に合っていない可能性もあります。
ネット婚活、結婚相談所、マッチングアプリ、街コンなど、それぞれの方法にメリット/デメリットがあります。併用して合うものを探すのもおすすめです。
なお婚活の手法としてポピュラーな「結婚相談所」ですが、当たり外れもあります。利用したい方は慎重に選ぶことが大切です。
少しでも合わないと感じたら、すぐに別の相談所の利用を検討しましょう。お金はもったいないですが、時間はお金に換えられません。
【参考】理想の相手と出会える確率は?トラブルの事例は?失敗しない結婚相談所の選び方
男性に多い!?「いい出会いがなくて疲れた」という婚活の悩みを解決
「何人かに会ってみたものの、良縁がない」「付き合うまでに至らなかった」という理由も、婚活疲れの原因として多いです。
こういったケースの原因として、「焦り」が考えられます。
1回目のデートで告白するのではなく、何度かデートを重ねて、相手のことを知りつつ、自分の魅力を伝えていきましょう。
条件が合う人が複数いる場合は、積極的にいろんな人と会ってみるのもおすすめ。「出会いはたくさんある」という気持ちが余裕を生み、良縁に結び付くこともあります。
また、うまくいかないパターンの中に、デート中の何気ない行いが相手に悪い印象を与えてしまっているという可能性もあります。「自分の話ばかりする」「上から目線」「デートで計画性がない」「割り勘前提」などは相手から引かれてしまいます。
【参考】デートであてもなくブラブラ…35歳以上の婚活男性に足りないもの
「交際してもうまくいかないので疲れた」アラサー/アラフォーに多い婚活の悩み
前述したように、焦りは婚活疲れの原因です。
焦っても良いことはないので、異性との会話や出会いを楽しみながら、気楽に婚活に取り組みましょう。
交際に発展しても結婚できないというケースも、焦りが原因であることが多いです。
相手に結婚の意思があっても、お互いの結婚したい時期にズレがあることも。結婚観は早めに確認しておきましょう。
結婚したい気持ちが先走って、相手の気持ちを尊重できなくなってしまうというのもよくある話。相手を思いやる心は、恋愛でも婚活でも、そして結婚後も大切です。
【参考】アラサー女子が婚活を楽しむコツ
アラフォーでも遅くない!恋愛のプロが指南する婚活を成功に導くヒント
35~39歳の2~3割が未婚! 婚活に疲れた時も焦る必要なし
総務省「平成27年国勢調査」の年齢別婚姻件数の推移によると、2015年の場合、30~34歳男性のおよそ2人に1人(47.1%)、30~34歳女性のおよそ3人に1人(34.6%)が未婚。また、35~39歳男性のおよそ3人に1人(35.0%)、35~39歳女性のおよそ4人に1人(23.9%)が未婚という結果が出ました。
アラサー/アラフォーの方の中には、「休んでいる暇はない」と感じてしまう方も多いでしょう。しかし、結婚には早いも遅いもなく、同年代の未婚者も少なくありません。婚活に疲れたと感じたら、ゆっくり休みましょう。
【参考】平成27年国勢調査(総務省)
「成功イメージが思い描けない」婚活に疲れた時は、ブログや2ch・5chなどで成功例をチェック
ブログやSNSなどでは、婚活の成功体験をチェックすることができます。成功者の体験談を読むことで、気持ちが前向きになるはずです。
ただし、インターネットでは失敗例も数多く確認できます。失敗例から学ぶ方法も参考にはなりますが、婚活に疲れている時は逆効果になる恐れもあるので注意しましょう。
頑張ることも大切ですが、肩の力を抜いたほうが幸せを引き寄せやすくなるはず。この記事を読んだら、その内容を頭の引き出しにしまって、婚活をちょっとひと休みしてみましょう。
文/bommiy