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使ってみたい?憂鬱な月曜日を葬り去る手帳「ゲツノート」を作ってみた

2019.05.20

3週目

「カタカナを言わないで打合せする」

これは・・・。

相手によってはそれをお願いすることが結構緊張します。その日のスケジュールを見ながら、誰だったら受け入れてくれるのかを想像して、その日会う中で一番優しそうな取引先の女性(Wさん、仮名)にお願いをしました。

高橋:というわけで、今日の打ち合わせ、カタカナ使うの禁止でやってほしいんです。

Wさん:はい?

高橋:とにかく、カタカナを言ったら厳しく罰するということで。じゃあ打ち合わせ本題入りますね。先日ちょっとお話した今開発中のおもちゃを、7月に、何て言うかその、あの…、応援したい商品の開発を支援したいみんなからお金を集める、あれ、あるじゃないですか。

Wさん:あ、あの、資金を集めるみたいなやつですね。

高橋:それの、支援してくれた人へのお礼の種類で、そのおもちゃの大会イベ…いや、大会とかをやる楽しい催しの参加券みたいなのを用意したくて、その催しをそちらの施設でできないかと。

Wさん:はい、可能です。単純に会場費を支払っていただく場合は内容の制約はないですし、例えば、予算があまりないなどであれば、目的を伺って、施設の・・・目指す、方向と重なるかどうかを、ちょっと、調整させて頂ければ。あとは、ス…あの、日取り、ですね

高橋:なるほど。じゃあそこを整理しつつ一度提案書作りたいんですが、その時に、飲食も用意したいと思ってまして、まず、あの、麦の炭酸のお酒を発注したいんです。

Wさん:麦。あの日本人が大好きなやつですね。

高橋:あ、一応間違いがないように、あっちの、茶色いお酒を炭酸水で割るやつじゃなくて、白い泡がでるやつです。

Wさん:は?

高橋:なんというか、生樽みたいな…、まあいいです。それと、麦を練って焼いたものに野菜や肉を挟んだいつものやつも。

Wさん:あ、はい、わかりました。じゃあ、飲み物や食べ物は、外部から配達してもらうスタイ…

高橋:あれ、今何て言いました?

Wさん:え、別に何も

高橋:スタイルって言いませんでした?

Wさん:言ってません

高橋:いや、言いましたね、スタイルって

Wさん:言ってませんよ。私じゃなく、高橋さんが連呼しちゃってるじゃないですか。

高橋:失敬な。僕は指摘しただけです。

Wさん:まあ、とにかく、資金が集まって予算が分かった段階でやり方を決めましょうか。

高橋:OKです。

Wさん:はい?

高橋:あれ?

このように、打ち合わせは和やかに運び、担当の方との距離感も縮まったように思えました。

以上のように3週間、月曜日を過ごしてみて、「非日常体験をすると単純にリフレッシュになるな」「人間は手足を縛られているわけではなくて、どんな行動や生き方をしてもいいんだな」などとあらためて思ったのですが、一つ、個人的に大きな発見がありました。

それは、

「インターネットで見たり、人から聞いたりした情報と、自分でやってみることは本当に違う」

ということです。

最初に昇った愛宕山は、想像を絶する急勾配や、都心にありながら感じる空気の綺麗さなど、正真正銘の山でした。このことは、この記事でどんなに文章化しても写真を載せても、伝えられません。

昼寝した後のリフレッシュ感も、カタカナ禁止でしゃべる面白さも、ネット記事では似たような話を読んだことがあったけれど、今回、実際にやって初めて分かりました。

僕は最も月曜が辛かった会社員時代、一度も体験したことがない未来の話や、起こってもいないネガティブな話を、実際に確かめもせずに恐れ、憂鬱になっていました。でも、聞いた情報だけで信じていることは、不確かなのです。

皆さんの憂鬱は、ネットやSNSの他人の投稿や、聞いた話だけで起きているものではありませんか? そこにはおそらく、完全な真実はありません。

もし、感じている憂鬱があれば、それは妄想かもしれない。その憂鬱を打破できるいろいろな行動がないか、実際に動いてみると、必ずどこかに新しい発見があり、人生が楽しい方向に動いていく可能性があります。ぜひ一度、皆さんにこういう遊びを試してみてほしいと心から思いました。

ということで、今回の「ゲツノート」をちょっとアレンジした企画を、バンダイナムコエンターテインメントとTRINUSによる、アソビ企画募集のプラットフォーム『ASOBIZA』に応募してみました。多くの支持を集め、選ばれた企画は、実現化に向けて動き出す可能性があるということです。

もしこんな商品があったら欲しい! と応援して下さる方は、以下のページを見て「いいね」や「コメント」を頂けると嬉しいです。また、誰でも遊び企画を応募できるということなので、日常を変えたい、と思っている人などは、気軽に思いついた企画を応募してみてはいかがでしょうか。

アソビミッション手帳 掲載ページ:https://asobiza.trinus.jp/designs/2889
ASOBIZA 公式:https://asobiza.trinus.jp/

【筆者プロフィール】
高橋晋平(たかはし・しんぺい)
株式会社ウサギ代表取締役、おもちゃクリエーター。あらゆるジャンルを「遊び化」することを考え、月曜日を楽しくする方法の研究もしている。最近開発に携わった商品に、皆の怒りのツボを当てるカードゲーム『アンガーマネジメントゲーム』や、相手を想い出したことを伝える鳩時計「OQTA HATO」など。新しい企画を“仕組み”で生み出すメモの技術を解説した書籍 『企画のメモ技』を2018年に出版。Twitter : https://twitter.com/simpeiidea

※「月曜クラブ(月ク)」にご興味のある方は、Facebook、Twitterをフォローしてみてください。
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