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本との出会いや本を選ぶ至福の時間を提供する有料書店「文喫」の魅力

2019.05.23

文喫

 東京・六本木に一風変わった本屋が誕生した。それが、入場料1500円の書店『文喫』。手がけるのは本の取次大手、日本出版販売だ。

「街に本屋のある風景が少なくなった今、本と出会うまでのプロセスに価値をつけることで、本屋の体験価値を拡充することができないかと考え、有料にしました。価格は、感覚的なところもあります。500円だと安いし、1000円では物足りない。1500円というハードルがあるからこそ、お客様のモチベーションが上がるのではと」(日本出版販売・武田建悟さん)

 人文・自然科学からデザインやアートに至るまで約3万冊の書籍を販売。作者や本の種類にとらわれない並べ方に加え、空間やサービスにも徹底的にこだわる。1階の企画展と雑誌の閲覧は無料だが、階段上からは有料スペース。1階で本のことが気になり、上階の「選書室」で本と出合い、「閲覧室」と「研究室」でじっくり向き合い、「喫茶室」で息抜き。最後に意中の本を見つけて『文喫』を後に……。そんな「本と恋する」文脈がこの場所には存在している。

 ネット全盛の今、本との距離を縮めてくれるのは、こんな新しい形の本屋なのかもしれない。

 入場料は本という〝モノ〟だけではなく、本との出会いや読書を楽しむ時間、空間を味わうといった体験の対価。これも〝コト〟消費時代を象徴する事象のひとつといえそう。

「閲覧室」各デスクにコンセントを備えた2階の「閲覧室」は書斎感たっぷり。Wi-Fiが利用でき、PC作業もできる。

「選書室」写真の「選書室」の右奥には「喫茶室」がある。コーヒーと煎茶は無料でおかわりは自由。有料で食事とデザートの用意もあり。

受付ホテルのレセプションを彷彿とさせる受付で入場料を支払い、入場章代わりのバッジを受け取れば、有料空間を自由に利用可能。気に入った本の購入や相談もここで。

取材・文/原口りう子

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