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アツすぎるリーダーは嫌われる!?営業成績と性格の関連性はゼロ!?内向的な人物が良いリーダーになる4つの理由

2019.05.17

 その場を明るくする外向的なキャラクターは組織のリーダーとして欠くべからざる資質であるように思える。しかし最新の研究では、あまりにも外向的に過ぎるリーダーには部下がついてこないことが指摘されている。リーダーの度を越した前向きさ、あるいは思いやりの深さは、部下から敬遠される原因になっているというのだ。

ポジティブでアツい“熱血リーダー”は嫌われる?

 大組織ではその部署や支店のトップが定期的に入れ替わったりするものだが、その一方で長く続いている組織にはそうした表向きのリーダーとは別に、言葉はやや悪いが“裏リーダー”がいたりするものだ。そして往々にしてこの“裏リーダー”こそが実質的なリーダーであり、組織内で支持を得ている。

 米・オハイオ州立大学フィッシャーカレッジ・オブ・ビジネスの研究チームが2019年4月に「Journal of Applied Psychology」で発表した研究では、この“裏リーダー”はどのような人格特性持ち、人々の支持を集めているのかを実験を通じて探っている。

 研究チームは260人のビジネス専攻の大学生と、337人の中国大手小売チェーン従業員を対象に理想的なリーダー像を浮き彫りにする調査を行なったところ、外向的なキャラクターのリーダーはおおむね好ましくは思われているものの、ものには“限度”があることもまた明らかになった。

Ohio State University」より

 外向性を構成する2つの要素に、前向きな積極性と思いやりの深さがあるのだが、このどちらも度を過ぎて強すぎると部下は離れていくのである。度を越した前向きさはプレッシャーを与え、過度な思いやりには重い負担感を感じてしまうのだ。そしてこれらの“裏リーダー”たちは、負担にならない適度な前向きさと思いやりで人望を集めていることが浮き彫りになった。

 そしてもうひとつの重要なポイントは、その前向きさと思いやりがいずれも部下と組織全体のためを思ってのことであると感じられることである。リーダーの中には自身の保身や昇進のために部下に対して要求を強めたり、逆に好感を与えて支持を得ようとする者がいないとも限らないが、部下はそうした上司の意図には敏感に気づくものだ。組織のためにいったん自分の私利私欲を棚に上げているリーダーであれば、多少は前向き過ぎても、部下思いが強すぎても人々はついてくるのである。

 今回の研究は“裏リーダー”についてのものであったが、もちろん公式なリーダーにとっても人望を集める上できわめて有効な知見になるだろう。必要以上にポジティブでアツい“熱血リーダー”は必ずしも部下たちに歓迎される存在ではないようだ。

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