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太っている人は時間を長く感じるってホント?

2019.05.18

 お昼ごはんを食べてから6時間“も”経っていると感じるのか、まだ6時間“しか”過ぎていないととらえるかで、夕食の時間は違ってきそうだ。最新の研究では、どうやら食べ過ぎてしまう人は時間を長く感じるからこそ食事の間隔が短いことが指摘されている。そして結果的に摂取カロリーが増えてしまうのだ。

肥満体型の人は時間を長く感じている?

 1日の3食を早めの時間に摂っていると、結果的に夜食を食べたりして摂取カロリーが増えてしまうかもしれない。とすれば食事の間の間隔が長ければ食べ過ぎる可能性は低くなるとも言えるのだが、厄介なことに肥満の人ほど時間を長く感じる傾向があることが実験で明らかになっている。つまり肥満の人は前の食事からもう○時間“も”経っていると感じてしまうのだ。

 豪・タスマニア大学をはじめとする合同研究チームが2019年4月に「Journal of Health Psychology」で発表した研究では、実験を通じて肥満の人と標準体型の人との時間感覚の違いを探っている。

 92人の肥満の人々と、182人の健康な標準体型の人々が参加した実験では、コンピュータディスプレイ上で黒い丸が緑色に変わるまでの時間を主観的にカウントする課題が行なわれた。色が変化するタイミングは1秒から12秒の間で、各回でまったくランダムに採用されていた。

PsyPost」より

 収集したデータを分析したところ、肥満の人々は標準体型の人々に比べて丸の色が変化する間の時間を長く見積もっていることが判明した。つまり肥満の人々は時間を長く感じているのである。そしてこの肥満の人々の時間感覚が、食べ過ぎに繋がっていることを研究チームは示唆している。

 2016年の米パデュー大学とコロラド州立大学の研究では、肥満の人々は目に見える目的地までの距離を、標準的な人々よりも遠くに感じていることも報告されている。今回の研究と合わせて、肥満の人々は距離を遠く感じ、時間を長く感じることで、徒歩で移動するモチベーションが削がれ、なおかつ短いスパンで食べ物を口にしやすいことが指摘されることになる。つまり生活習慣による肥満を招きやすいのだ。

 仮にお腹がすいたとしても、水さえあれば24時間食べなくとも健康にはまったく悪影響はないといわれている。したがって肥満に繋がる生活習慣を見直す鍵はまさに時間と距離を“克服”することにあると言えるのかもしれない。

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