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ビターチョコレートがもたらす8つの健康メリット

2019.05.20

 一般的に考えて食べ物の“苦味”は鮮度の劣化などを意味し、生物にとって危険であることを知らせるサインになっている。しかしその一方でブラックコーヒーやビールが好きな者が一定数存在するのはどういうわけなのか。

ブラックコーヒーやビールなど苦味嗜好は味覚というより気分の問題

 ノンアルコールビールを飲むくらいならソフトドリンクやウーロン茶でも構わないはずだと一部の人々は考えるだろう。しかしビール好きはせめてあの特有の苦味だけでも味わいたいという思いからノンアルコールビールを選んでいるのは自明のことだ。

 しかしどうして一部の人々は苦味に魅かれるのか? 最新の研究では苦味への嗜好は味覚の問題というよりも、“気分”の問題であることが指摘されている。

 米ノースウエスタン大学の研究チームが2019年5月に「Human Molecular Genetics」で発表した研究では、33万6000人もの人々の食事内容に関するアンケート調査と、遺伝子データベースを分析することで、飲料の味の好みと遺伝子情報の関係を探った。

Economic Times」より

 データを分析して分かったことは、ブラックコーヒーやビールなどの苦味が好まれる飲み物は、味覚を司る遺伝子にはあまり関係していないということである。それよりもむしろ精神活性作用に関係する遺伝子と強い結びつきがあることが突き止められたのだ。つまり苦味を好む嗜好は、味覚に導かれているというよりも、精神的に好ましく感じられるからこそ選ばれていることになる。

「人々はコーヒーやアルコールによってもたらされる気分を好んでいて、それこそが彼らがそれらを飲む理由です。味が理由ではないのです」と研究チームのマリリン・コルネリス助教授は語る。

 苦い飲み物を好むというのは、人間の直感や本能に反する嗜好ではあるのだが、苦味が意外にも良い気分にさせるものとして我々の一部は後天的に学んでいることになる。その意味ではコーヒーやお茶、ビールやワインなどの苦味を楽しむ飲み物はいかにも人間らしいドリンクと言えるのかもしれない。

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