
早いもので、気付けば2019年も1/3以上が終了した。テレビの世界では4月クールが始まって1ヶ月半余りが経過している。そんな現時点から振り返ると少し前のことのようにも感じるが、今回、ビデオリサーチ社による2019年1月クール(12/31~3/31)のタイムシフト視聴率、総合視聴率TOP30が発表されたので、紹介していきたい。
タイムシフト視聴率TOP30……ドラマが上位を占め、「3年A組・今から皆さんは、人質です・最終回」がトップに
11位の「相棒season 17 2時間スペシャル・最終回」から1位の「3年A組・今から皆さんは、人質です・最終回」まで、ドラマが上位を独占。TOP20位中で、ドラマ以外の番組は「ガキの使い! 年越しSP! 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!・第2部」のみとなった。
総合視聴率TOP30……「第69回NHK紅白歌合戦」が第1位に輝く
「第69回NHK紅白歌合戦」の前半・後半がワンツーフィニッシュ。特に米津玄師やサザンオールスターズが出演して話題になった後半41.5%と高視聴率を記録した。他には「全豪オープンテニス」「箱根駅伝」のスポーツやニュース番組など、ライブ性の高い番組が上位を占めた。
※1 タイムシフト視聴率
タイムシフトでの視聴を示す指標。リアルタイム視聴の有無にかかわらず、放送開始から7日内(168時間内)でのタイムシフト視聴の実態を示す。関東地区、関西地区、名古屋地区で実施。
※2 総合視聴率
リアルタイム視聴とタイムシフト視聴のいずれかでの視聴を示す指標。
リアルタイムでも視聴し、タイムシフトでも視聴した場合は“1カウント(複数回視聴としてカウントしない)”として集計されている。
番組単位での視聴の拡がりを示す新たな指標と考えられている。関東地区、関西地区、名古屋地区で実施。
調査概要 : 関東地区視聴率調査(PM)と同様の調査仕様 ※調査対象世帯も同一
◇調査エリア:関東1都6県(東京都島部を除く)
◇調査対象:上記エリアに居住する「自家用テレビ」を所有する世帯及び世帯内に居住する4才以上の家族全員 *そのうちタイムシフト視聴可能世帯は約84% *2019年3月末時点 掲載データは、調査対象全世帯を母数に算出
◇サンプリング:国勢調査の統計情報をもとに、無作為一段系統抽出により「基準世帯」を抽出。
◇調査対象数:900世帯
◇調査方法:音声フィンガープリントによる機械式(PM)調査
出典元:株式会社ビデオリサーチ
構成/こじへい