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【海外で輝く人】海外での出産・育児を経て、シュタイナー教育のプロフェッショナルになるまで

2019.05.19

日本、ドイツ、イギリス、アメリカでシュタイナー教育に携わり、日本で唯一のシュタイナー教育教材を発行する石川華代さん。海外で育児と教職との両立に悩みながら見出した彼女の生きる道とは。

疲れ果てている子供たちを見て決意

海外に行く前は、高校の数学教師をしながら、学習塾を経営していました。そこで目の当たりにしたのは、希望がなく、覇気がなく、疲れ果てている子供達でした。「良い教育とは何だろう。」その答えを模索する中で、「ミュンヘンの中学生」という本に出会い、シュタイナー教育を知りました。「これが私の求めていた教育だ!本気で学びたい」そう考え、カリフォルニアで、シュタイナー教育の教員養成課程を受講することを決心しました。その頃、TOEICのスコアは600程度。海外で学ぶには足りないと感じ、一年間英語の勉強をし、800を超えるまでスコアを伸ばしました。カレッジへの入学準備も整い、あるのは希望ばかりで、一切不安はありませんでした。

悔しさのあまり、授業中泣き続けた

養成課程が始まると、すぐに言語の問題に直面しました。カレッジに入学するための英語力はつけたつもりでしたが、授業内容を十分に理解するレベルには届いていませんでした。クラスメイトのほとんどはアメリカ人。授業はものすごいスピードで進んでいきます。ディスカッションでも、「こう言いたい。」と思ってる間に、話の内容が変わってしまいます。学びたい気持ちは人一倍強いはずなのに、ディスカッションにも参加できない。シュタイナー教育の要でもある哲学の授業も、英語が障害となり、理解できない。努力してもどうしても超えられない壁があり、悔しさのあまり、授業中泣きだしたこともありました。

また、アメリカでは自己主張しない人は認められません。私は元々引っ込み事案だったこともあり、知らない人に話しかけたり、人前に出て行くのが苦手だったので、言語以外でも苦労しました。

在学中に出産を経験

カレッジ在学中には、妊娠・出産を経験しました。初めての海外で、初めての妊娠。助産婦選びから出産の方法まで、わからないことばかり。幸運にも、シュタイナー教育の知識がある助産婦さんにめぐり合うことができました。大きいお腹で、出産の数日前まで授業を受け、産後で受講できなかった分は、補習を受けさせてもらいました。クラスメイトに遅れること3ヶ月後、全講座を修了することができました。2年間、辛いことはたくさんありましたが、家族や先生、クラスメイトのサポートもあり、やり遂げることができました。

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