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2019.05.12

あなたのお気に入りはどれ?シティ、スカイライン、3000GT、ロードスター、昭和と平成の名車を振り返る

往年の名車から最新モデルまで、過去から現在に至る歴史(ヘリテージ)にスポットを当てたクルマの祭典、「オートモビル カウンシル2019」千葉の幕張メッセにて4月5日から7日まで開催された。日本車メーカーとしてトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、マツダが参加。さらにサプライヤーやヘイテージカー販売店など52社・団体が参加した。展示されたヘリテージカーの一部は販売もされている。

HONDA 時代の最先端は走っていたCity

ホンダが展示していたのは1981年(昭和56年)に発売された『CITY』のオプションとして作られた『MOTO COMPO』。モトコンポはハンドルが折りたたみ式でシティの後部スペースにピッタリ収納できた。当時の価格は8万円なので、安いと思うかもしれないが、エンジンは2.5馬力でガソリンは2.2Lしか入らず荷物も積めず実用性はほとんどなかった。今なら電動バイクにして、もっと小型軽量化できるが、ガソリンエンジンで動くバイクとしては、これより小型のモデルは現在も存在しないだろう。

Trunk Bikeと呼ばれたモトコンポだが、実際シティに搭載した人はどれぐらいいたのだろうか。

1984年に登場した『City CABRIOLET』(シティ・カブリオレ)は、シティ・ターボIIのボディーをベースにしてピニンファリーナがデザイン。ボディーカラーはピンクや画像のペパーミントグリーンを含めて12色もあった。エンジンは1.2Lの直4SOHCの5MTか3ATで、138万円とリーズナブルな価格から人気だった。私もシティを運転したことがあるが、ターボじゃないので遅い、パワステがないのでステアリングが重い、そしてブレーキが効かないの三重苦。でも、このサイズが新鮮だった。

日産 ポルシェ904を抜いたスカイラインの系譜

日産が展示したのは、1969年(昭和44年)JAFグランプリ優勝車仕様『スカイライン2000GT-R(PGC10型)』と1970年製の『フェアレディZ-L(S30型)』である。大坂なおみも欲しがったGT-Rは1969年に登場、人気モデルとして半世紀のあいだ販売され生産休止を経て2007年に復活している。GT-RのRはレーシングの意味で、レーシングカーからフィードバックされた技術を注ぎ込んだ高性能エンジンを搭載した2000GT-R、通称ハコスカが始まりだ。ベースになったのはプリンス・スカイラインGTで、1964年の第二回日本グランプリで、レーシングカーのポルシェ904を7周目にしてヘアピン手前で追い抜き、ホームストレートに戻って来たことで観客を熱狂させたモデルである。

エンジンは2L直6、DOHC24バルブのS20型を搭載。超ショートストロークエンジンで吹け上がりの良さがポイントだった。キャブはソレックスN40PHHを3基搭載、ガソリンは有鉛ハイオク指定だ。ゼッケン39番は藤原選手が5月の富士スピードウェイでおこなわれたJAFグランプリで初勝利を収めた車両で、この後、GT-Rは49連勝を含む52勝を収める。

レース仕様のため軽量化された室内、センターコンソールが取り去られて、ラジオと時計も外されている。ステアリングホイールはノーマルのままだ。

北米でも大ヒットした日産のイメージリーダー的スポーツカー。グロバール販売台数52万台以上を誇る。2000GT-Rと同じエンジンを搭載Z 432は4バルブ、3キャブ、2カムシャフトからのネーミング。ホイールはマグネシウム製でLSDも搭載して185万円とベーシックなZの約2倍も高価なモデルだった。

センターに3連メーターを埋め込んだのはS30が始めたデザイン。左から時計、電圧計&燃料計、水温計&油圧計がビルトインされている。5速フロアシフトレバーの手前はチョークとスロットルレバーが並ぶ。センターコンソールにはラジオがあるはずなのだが、この車両にはなかった。

北米向けに作られたモデル『240ZG』は、その人気の高さから1971年11月から国内販売開始。L24型エンジンを搭載して、最高出力150ps、最大トルク21.0kgmを誇った。フロントエンドはGノーズと呼ばれ、FRP製のノーズピースとオーバーフェンダーを装着して、Cd値0.390、最高速度210kmとされていた。5MTに加え3ATがあった。

トヨタ TOYOTA 3000GTのA70とA90スープラ

スープラはフェアレディ280Zの対抗モデルが欲しいという北米ディーラーの要望に応えて作られたモデルで、国内仕様の70型が登場したのは1986年(昭和61年)である。キャッチコピーは「TOYOTA 3000GT」でトヨタ2000GTを意識していた。リトラクタブルヘッドライトと4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションの採用で、スラントノーズを実現。Cd値は0.32を達成。最上位モデルの3.0GT TURBOは別名3000GTと呼ばれ、最高出力230PS、2954cc直6DOHCエンジン「7M-GTEU」を搭載した。

そして、その隣には5代目スープラである「Supra RZ」が展示された。2002年に生産終了してから、17年ぶりに復活したモデルで直6エンジンのFRを踏襲、BMWとの共同開発でBMW『Z4』とプラットフォームを共有した兄弟モデルとなる。搭載されるエンジンはBMW製の2998ccDOHC直噴ツインスクロールターボ「B58B30-M1」で最高出力340PS、最大トルク51Kgf・mになる。ミッションはZF製の8速ATとなる。

国内初のスープラは北米モデルから数えると3代目のA70型となる。それまでは『セリカXX』の名称で国内販売されていた。

国内でも3月から予約が開始された最新型のGRスープラ。展示されたのはその最上級モデルであるスープラRZ。

1965年(昭和40年)に発売されたトヨタ『SPORT 800(UP15)』はヨタハチの愛称で親しまれ、ホンダ『S500』のライバルとして歴史に名を残した。大衆車パブリカのコンポーネンツを流用または強化して作られたスポーツカーで、エンジンも流用する予定だったが、非力なので100ccボアアップして、ツインキャブレターを搭載。重量580kg、Cd値0.35により、最高速度155kmをマークした。

エンジンは空冷水平対向2気筒OHVで790cc、45PS、6.8kgf・mと非力だった。これに対してホンダS500は水冷直4DOHCエンジンを搭載していた。

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