
ゴールデンウィーク中もアレコレ忙しくしていて、結局、疲れが取れなかった……
そんな人も多いことだろう。しかし、会社はGW疲れの身体をいたわってはくれない。むしろ、連休中にたまった業務のしわ寄せが一気に押し寄せて、さらに疲労感を蓄積させている人も少なくなさそうだ。
そこで今回、30歳~49歳のビジネスパーソン1,000名を対象にした「疲労」にまつわる様々なアンケート調査の結果が発表されたので、紹介していきたい。
30代・40代“働き盛り世代”では慢性的な疲れがある人の約半数が“胃腸不調さん”
“働き盛り世代”である30歳~49歳のビジネスパーソン1,000名(全回答者)に対し、胃腸不調や疲れの症状を挙げて、最近の自身の健康状態はそれらの症状にあてはまるかを尋ねる調査が行われた。
【胃腸不調を感じるか】という質問が行われたところ、全回答者の3割(29.1%)が「あてはまる」と回答し、“胃腸不調さん”に該当する結果となった。ストレス過多、帰宅後に摂る深夜の食事、栄養バランスの悪い食事、慢性的な睡眠不足など、胃腸不調の原因になりそうな悪い生活習慣を見直すゆとりのない人が、働き盛り世代には多数いるのではないだろうか。
【常に疲れを感じるか】という質問が行われたところ、全回答者の半数(49.5%)が「あてはまる」と回答。30代・40代という働き盛り世代では、2人に1人が慢性的な疲れを感じているという実態が明らかに。
ここで、慢性的な疲れの症状の自覚別に、“胃腸不調さん”の割合をみると、慢性的な疲れがある人では46.7%と、慢性的な疲れがない人(11.9%)の約4倍となった。慢性的な疲れの症状と胃腸不調の症状の関係性がうかがえる。
また、“胃腸不調さん”の割合が高かった慢性的な疲れがある人の割合を男女年代別にみると、女性の疲れの症状が男性よりも深刻な状況で、30代女性の約6割(57.6%)が【常に疲れを感じる】という慢性的な疲れの症状に該当する結果となった。家事・育児や仕事などに追われ、妻、母、会社員と何役もこなす、頑張りすぎの生活が続いている女性が多いのではないだろうか。