中高年層で中古品購入機会が増加
フリマアプリ利用者に対し、ここ2~3年でインターネットや店頭における中古品購入頻度について尋ねる調査が行われたところ、「増えた」と回答した割合は63.0%で昨年と比較し8.8%増加。特に50代は昨年と比較し22.4%、60代は11.2%増加。中高年層での中古品購入機会が増加していることがわかった。
また、非利用者では「増えた」と回答した割合は12.0%にとどまり、「増えていない」と回答した割合は88.0%になることが明らかに。
中古品購入機会が増えた理由を尋ねる調査が行われたところ、50代は「中古品の質があがったから」、60代は「中古品を購入する場(ツール)などが増えたから」の回答が他の年代よりも多い傾向となった。
若年層で“新品を購入し、利用したら売る”ワンショット消費が増加
フリマアプリ利用者に対し、フリマアプリ利用後の購買行動の変化について尋ねる調査が行われたところ、「新品で購入したものを数回使ってフリマアプリで売った経験がある」と回答した割合は71.2%で、昨年と比較し7.3%増加している。
また、「新品で購入したものを、1回だけ使ってフリマアプリで売った経験がある」と回答したのは62.2%で、昨年と比較し7.6%増加している。
年代別にみると、「新品で購入したものを数回使ってフリマアプリで売った経験がある」割合が最も多いのは30代で83.0%、次に20代で77.0%、「新品で購入したものを1回使ってフリマアプリで売った経験がある」割合が最も多いのは30代で71.0%、20代で70.0%となり、若年層を中心に、新品で購入し必要な時だけ利用して売る「ワンショット消費」の傾向が顕著にあらわれており、モノを「所有する」という感覚から「利用する」へと変化していることが推測される。
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