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2019.05.05

青年期のBMIが22㎏/㎡以上で将来の糖尿病発症リスクが高まる、順天堂大学研究

近年、日本人をはじめとするアジア人の糖尿病患者数の急激な増加が問題となっている。

そして、最近の日本人の糖尿病患者の平均BMIは23㎏/平方メートル程度であり、肥満とされるBMI25㎏/平方メートル以上でなくても、糖尿病を発症しやすいことがわかってきた。

欧米諸国では、小児や若年期における肥満が、将来の糖尿病発症リスクを高めていることが報告されているが、日本人やアジア人における青年期の体格と、将来の糖尿病発症リスクとの関連については明らかになっていなかった。

そこで、順天堂大学大学院医学研究科スポートロジーセンターの染谷由希特任助教、およびスポーツ健康科学部・体力体格累加測定研究グループは、青年期の体格とその後の糖尿病発症リスクとの関連を明らかにすることを目的に、大学の卒業生を対象とした追跡調査研究に着手した。

青年期のBMIが22㎏/平方メートル以上で将来の糖尿病発症リスクが高まる

大学卒業生(男性661名、平均55歳)の糖尿病罹患状況と在学時の体格との関連を調査した(観察期間:平均32年)ところ、青年期の体格が正常であっても、体格指数(BMI)が22㎏/平方メートル以上あると、将来の糖尿病発症リスクが高まることを明らかにした。

研究により、将来の糖尿病の発症には青年期の僅かな体重の増加が影響していることが初めて示され、我が国の予防医学を推進するうえで青年期からの体重コントロールの重要性が示唆された。同研究は学術誌「PLOS ONE」に掲載されている。

原著論文

本論文は学術誌「PLOS ONE」に2019年1月24日付で掲載。

タイトル:「A body mass index over 22 kg/square meter at college age is a risk factor for future diabetes in Japanese men」

タイトル(日本語訳): 日本人男性における青年期のBMI22㎏/平方メートルは将来の糖尿病発症リスクである

著者: Yuki Someya, Yoshifumi Tamura, Yoshimitsu Kohmura, Kazuhiro Aoki, Sachio Kawai, Hiroyuki Daida, Hisashi Naito

著者(日本語表記): 染谷由希1,2,4、田村好史1,2、河村剛光3、青木和浩3 、河合祥雄4、代田浩之5、内藤久士3,4

著者所属:1順天堂大学大学院医学研究科スポートロジーセンター、2順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学、3順天堂大学スポーツ健康科学部、4順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科、5順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

DOI: 10.1371/journal.pone.0211067.

関連情報/https://www.juntendo.ac.jp/jfit/ja

構成/ino

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