
大手インターネットメディア会社「ヤフー」は2019年4月25日の決算説明会の中で、2019年10月1日より体制変更を行うことを発表した。変更後の体制では、社名を「Zホールディングス」に変更して、金融持株会社の設立する。ヤフーが得意とするネット・EC関連ビジネスと、売上拡大を目指す金融ビジネスとでは、人材や法規制などの観点でセグメントを分けたほうが、迅速な意思決定ができるとの判断だ。
画像引用元:ヤフー株式会社決算説明会資料
ネット・EC関連ビジネスを行う「ヤフー」と金融ビジネスを行う「金融持株会社」をさらにまとめるのが「Zホールディングス」。上場会社はZホールディングスとなるため、ヤフーから社名変更が行われる。6月の株主総会を経て決定する。
既存のヤフーグループで金融ビジネスを行うのは以下の通り。
・YJカード(クレジットカード)
・YJFX(FX取引)
・ジャパンネット銀行(オンライン専業銀行)
・YJキャピタル(ベンチャーキャピタル)(※)
・TaoTao(仮想通貨取引)(※)
・ワイズ・インシュアランス(保険代理店)(※)
・アストマックス投信投資顧問(投資信託運用)
(※)は図中に含まれていないが金融ビジネスを行う会社