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国鉄時代から現存する、今乗っておきたい特急「踊り子」と「やくも」

2019.05.03

1987年4月に国鉄が分割民営化され、JR各社が発足。以来30年以上の時が経過した。しかし、令和に変わった今なお、国鉄時代の特急列車が現役で活躍している。まだ乗ることができる、昭和・国鉄の名残りを持つ特急を紹介する。

踊り子

東京と伊豆を結ぶ特急「踊り子」。実は今東京で一番乗っておきたいのがこの列車だ。「踊り子」に使用されている185系はいわゆる国鉄型と呼ばれる車両で、関東では定期列車として走っているのはついにこの列車だけになってしまった。国鉄型特急列車は全国的にも希少な存在だが、185系が活躍する東海道本線へ中央本線で走っているE257系が転属されることが発表された。185系の去就はまだ未定だが、何かしらの動きがあるのは間違いなさそうだ。

車内もどこかノスタルジーな185系。各所の文字フォントやデッキ部の洗面台など随所に往年の姿を見ることができる。一部の列車は伊豆箱根鉄道に乗り入れて修善寺まで直通する。また、窓が開くのも隠れた特徴。

やくも

関東で活躍する「踊り子」185系とともに、国鉄型特急車両が使用されているのが「やくも」だ。岡山で山陽新幹線と接続し、伯備線を経由して出雲市まで中国地方を縦断する。使用されている381系は、国内で初めて振り子式を本格採用した車両で、カーブの多い山間部や海岸部での速達化に大きく貢献した車両だ。しかしそんな歴史的な381系もデビューから35年。重要な特急路線だけにいつ新型車両への置換が発表されてもおかしくはない。

「やくも」に使用されている381系には通常タイプの車両のほか、パノラマグリーン車タイプの編成も存在。こちらの車両から前面展望を眺めるとカーブで大きく車体を傾ける振り子式の迫力が満喫できる。

撮影・取材・文/村上悠太
※画像の無断転載を禁じます
※データは2018年12月現在です

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