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優しい手触りとシワが絶妙!精緻な職人の技によって生まれた和紙の長財布「SIWA」

2019.05.01

[SIWA|紙和]SIWA長財布

上からブラック、ブラウン
工業デザイナーの深澤直人さんが、和紙メーカーの『大直』が開発した破れにくい障子紙「ナオロン」を日常的に使える商品にデザイン。「ナオロン」は和紙に化学繊維を入れ、最終段階で熱を加えて仕上げる。和紙のしなやかさを持ちながら、耐久性があり、水に濡れても破れない。さらに、シワを入れることで独特の風合いを出している。この長財布以外にも、さまざまな商品が揃い、東急プラザ銀座6階にはショップを構える。長財布は全6色、片側に小銭、もう一方に紙幣とカードが入る意匠。

 山梨県市川大門(市川三郷町)にある『大直』というメーカーがつくったのは、軽量な和紙を使った財布だ。市川大門は千年の歴史を持つ和紙の産地。和紙を使った障子紙の生産は全国の4割を占める。『大直』が自社開発の破れない障子紙「ナオロン」を使って、日常品のブランド『SIWA|紙和』を創業したのは、2008年。和紙の財布はそのひとつだ。デザインは、工業デザイナーの深澤直人さん。

和紙で製作したとは思えないほど、美しい出来映え。端のカーブも独特で、表面に浮かんだシワは手作業によって生み出される。

「ナオロンは強度がある素材ですがシワが入ると取れにくい。逆にそれが深澤さんの興味を惹き、シワが味になると、あえてシワを付けた商品を開発しました。“軽さ”は紙製品ならではの特徴。それが購入動機になる方も」
 そう語るのは同社のプロデューサーの一瀬愛さん。しかし、和紙の財布などへの商品化は困難を極めた。布と違い、和紙は伸びないので縫製が難しい。革と違い縫い直しもきかないし、精密さが布や革以上。だから縫製工場では最新のレーザー加工機を使い、正確無比に紙を裁断する必要がある。

大きな鞄やボックス型の入れ物などの製作はとても大変だ。縫製した後、全部をひっくり返しながら、独特のシワをつくっていく。

 見れば製品はステッチのない構造。縫製はすべて袋縫いし、それを手でひっくり返すことで自然なシワが生まれる。最新技術と精緻な職人技の融合で、この軽くて優しい和紙の財布が生まれるのだ。

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