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こりゃ楽しい!ブラタモリみたいな気分が味わえるお手軽歴史紀行アプリ「こちずぶらり」

2019.05.02

街の景色は、年月を経て変化する。

例えば東京は、この100年の間に大震災と大空襲を経験ブラタモリした。破壊が起こったということは、再生も起こったということだ。そういう背景があるからこそ、古地図というものがむしろ注目される。

100年前のこの場所にはこんな建物があった、という具合に歴史探索ができるのだ。

古地図を使えば、普段行き慣れている東京23区も迷宮に変貌する。下手な海外旅行よりも面白いかもしれない。筆者の知り合いにも歴史好きがいて、彼女曰く「こんなにコスパのいい道楽はない」とのことだ。

今回はロングセラーのスマホアプリ『こちずぶらり』を使って、歴史探索をしてみよう。

都心を歩いてみよう!

古地図を使った散歩は、両手に古地図と現代の地図を持たなければならない。楽しいことには違いないが、同時にいろいろと手間がかかる。

こちずぶらりは、その煩わしさを解消したアプリと言えよう。スマホひとつで古地図と現代地図を照らし合わせることができ、さらにGPS位置機能を使ったマッピングも可能である。

たとえば、筆者の地元である静岡県静岡市の位置を1707年発行の世界地図で確認した場合、以下のようになる。

18世紀初頭は既に世界一周も達成され、世界の全景が判明するようになった。それでもこの世界地図は伊能忠敬が登場する遥か前のもので、現代人から見ればだいぶ大まかである。

こちずぶらりに収録されている地図は、もちろん世界地図だけではない。まずは1844年発行の江戸古地図を使って、都心を散歩してみよう。

1844年とは、日本では天保15年。蛮社の獄で捕らえられていた高野長英が脱獄し、オランダ国王が江戸幕府に対して開国を提案した年だ。アヘン戦争でイギリスに敗れた清が、欧米列強と次々に不平等条約を結ばざるを得なかった時期でもある。江戸は平和だったが、動乱の足音は徐々に近づいていたのだ。

だがそれを鑑みても、徳川の威光をまざまざと思い知らされる当時の地図である。

さて、上の地図の青い点が筆者の現在地点であるが、ここがどこかお分かりだろうか?

もう少し図を拡大してみる。

これなら非常に分かりやすいだろう。地図上に「田安殿」と書かれている。

今の日本武道館前に田安門というものがあるが、ここは田安徳川家の敷地だった場所。この時の筆者は、田安門に近い地下鉄九段下駅付近にいる。

ここから九段坂を西方向に行けば、右手に靖国神社、左手に日本武道館が見える。

ちなみにこの九段坂は現在でもそこそこの傾斜角だと思うが、昔はとんでもない急勾配だった。九段坂を描いた江戸時代の浮世絵を見ると、それは坂というよりは壁に近い有様だ。大八車が九段坂を登るため、わざわざその場でアルバイトを雇っていたほどである。それが関東大震災後の都市計画で、九段坂は削られてなだらかになった。
坂道ひとつにも、これだけのエピソードが詰まっているのだ。

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