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2019.04.26

この味についていけるか!?奇想天外な組みあわせが面白いローソンストア100の「ななめ上いくパン」

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

平成最後の大勝負?万人受けではない「ななめ上」に挑戦

 ローソンストア100では、年間で約100種類のオリジナルパンを発売している。食パン、ロールパンなどのオーソドックスな「食卓パン」、クリームやチョコレート、あんこなどを使用した甘い「菓子パン」、ツナ、たまご、ハンバーグ、コロッケなどを具材に使った「惣菜パン」など種類は多岐にわたっている。いずれも「100円」という縛りの中で、いかに満足度の高いパンを作るかということをコンセプトしており、商品開発にあたっては担当者の間で約300種類ものアイディアが出されているという。

 従来は万人受けするおいしさやボリュームを追求しているが、4月より新発売された「ななめ上いくパン」シリーズは、平成最後の大勝負として、「万人受け」ではない「ななめ上」というコンセプトに挑戦。これまでのカテゴリーや常識を越え、既成概念にとらわれずにトライした結果、奇想天外な組み合わせのパンが登場した。

「ななめ上いくパン」シリーズは、「VLあんドーナツ(激辛仕立て)」、「VL紅しょうが好きのドーナツ」、「VLチョコチョコロッケバーガー」(各税込108円)の3種類のラインナップ。年間約100種類をリリースするローソンストア100パンの開発を一手に担っている、開発担当者の宮永理恵さんに開発の経緯を聞いた。

「いつもは多くのお客様に好まれる、万人受けする味を追求して商品開発をしているが、今回は平成最後のチャレンジとして“まだこの世にないパン”を商品化しようと、既成概念をすべて取り払い、 新たな発想で商品開発に取り組んだ。

 社内の商品プレゼンテーションの場で、商品名だけ見たときは『えー?本当においしいのか?発売して大丈夫なのか?』という懐疑的な声が大半だったが、試食をしてもらうと『おいしいじゃないか』『良くできている』と評価が一変。ちなみに社長が一番気に入ったのは『チョコチョコロッケバーガー』だった。

 商品化に一番苦労したのは『あんドーナツ(激辛仕立て)』。パン工場ではあんドーナツの仕上げに粉砂糖を使う。バットに粉砂糖を広げてパンにつけていくが、その工程を一味唐辛子でやると、唐辛子の粉が舞い作り手の目がしみるような状態に。唐辛子の粉は軽く、周囲にも舞いやすいため、一時は発売をあきらめざるを得ないと考えたが、工場と共に改善策に知恵を絞った結果、粉チーズを振るような容器に一味唐辛子を入れ、振りかける製法にすることで商品化が実現した。

 開発過程でボツになった物は多々あった。例えば、プリンに醤油をかけると“うに”のような味になるという話にヒントを得て、プリンクリームと醤油ジュレを合わせて『うにパン』に挑戦したものの、なんとも言えない味になってしまった(笑)。『ななめ上いくパン』は奇想天外なだけでなく、食べておいしいことも絶対条件だったので、どう工夫してもおいしくならないパンはボツになった」(宮永さん)

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