
Googleドライブ、Dropboxなど、インターネット上でファイルを共有する「オンラインストレージ」。
近年、国内のオンラインストレージ市場は、メール誤送信での情報漏洩対策や大容量ファイルの受け渡し、厚生労働省が推進する「働き方改革」に伴う自宅や外出先からのファイルアクセス、万が一の災害に備えたバックアップなど、様々な需要が見込まれることから、今後も高い成長率で推移すると予想される。
こうした背景からダイレクトクラウドは「オンラインストレージの利用実態」の調査を実施した。
オンラインストレージの利用実態
業務で法人向けオンラインストレージを利用しているユーザーは54.5%
業務で法人向け・個人向けに関わらず、オンラインストレージを利用していると答えた330人の内、法人向けオンラインストレージを利用していると答えた人は、54.5%ということが分かった。無料サービス利用は23.9%と全体の1/4近くを占めている。また、個人向け有料サービスを使う企業も6.1%存在している。
「Googleドライブ」の利用が18.8%と1番高い。
業務で法人向け・個人向けに関わらず、オンラインストレージを利用していると答えた330人の内、現在利用しているオンラインストレージで一番利用が多かったのは、Googleドライブで18.8%。次いでOneDrive for Business 16.4%、Dropbox Business 16.1%となっている。
法人向けだけでなく、個人向けサービスも提供しているベンダーが上位を占めている。
オンラインストレージ導入の決め手は「セキュリティ」
オンラインストレージ導入の決め手となったのは、セキュリティが最も高く36.1%。次が使い勝手で32.7%。価格は32.4%。「高セキュリティ」で「使いやすいUI」を実装したオンラインストレージを「安価に使いたい」というニーズがこの表から見て取れる。
調査概要
集計期間:2018年11月1日~11月10日
調査対象:業務でオンラインストレージを利用している方
調査人数:330名
調査方法:インターネット・アンケート
関連情報/https://directcloud.jp/questionnaire
構成/ino